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IS―事務員ですが、何か?―
平行世界、凄まじいですねぇ
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るが住んでいる人々、技術、価値観などなどがまーったく異なる世界なのであーる!」もう復活してるよこの人…」

どんな体してるんだか…。

「そう、それは甘く切ない恋のごとく愛しいあの人にした一生に一度の大勝負の我が輩の告白を蹴らなかったかもしれないということもあるひじょーに曖昧な、些細な結果すらも違う世界というものなのであーる!」

「ちなみに博士が一生に一度の大勝負をした告白は告白された人が博士を踏み、蹴り、顎をくだいたという結果に終わったです」

……なんで生きてるんだろうか。

「なあ蓮」

「何、クリス」

「今更だけど、なんでこいつらこの家にいるんだ?」

「もうね、僕の知り合いでこんなことを気にしてたら心労が絶えないから気にしないことにしたよ…」

「そっか…そうだよな…あたしらの知り合いは皆規格外だもんな…特にあたしの叔父さんとか先輩とか芳子さんとか一ノ瀬先生とか」

「そうだよ…」

特に一ノ瀬先生。刀だけでIS倒したり海切ったり雲割ったり…それはそれは凄いことばかりしていた。

「イークス!余計なことを言わなくてもよろしい!で平行世界の話に戻るのであるがこの平行世界がなければイクスも生まれることはなかったのであーる!」

ん?どういうことだ?

「それどういうことだよ」

「ぬっふっふ、それははるか数千年前に遡るのであ「わたし、イクス人造人間なんです。そしてわたしには沢山の平行世界の技術がふんだんに使われており、その技術がなけれわたしは生まれなかったんです」イークスぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!なんで我が輩のセリフ取っちゃうであるかぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁ!」

………はい?

「じ、人造人間?」

「はい」

「人造人間ってあれか?あの人造人間か?あの作れるとしたら篠ノ乃束くらいしかできないだろうって言われてるあの人造人間か!?」

「そのとぉぉぉぉぉぉぉぉぉり!我が輩が長年研究していた課題で完全に人と同じように自分で考え、行動する完全自立型汎用ロボット!それがイクスなのでああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああある!」

「な、なんてもの発明してるんですかこのキチガイ!」

この子が世にでたらまずいことに…!

「安心するといい。我が輩はイクスが世にでたらどうなるかぐらいわかっておる。イクスを世に出すのはまだまだ先であるからな」

ん?どういうこと?

「どういうことですか?」

「決まっておる。今イクスが世に出たら世界が大混乱になりとんでもないことになってしまう。更に更に、イクスの妹たちが戦争みたいなことをするのもごめんである。我が輩の夢はロボットと人が手を取り合い、暮らしていく
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