平行世界、凄まじいですねぇ
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皆さんお久しぶりです。皆さん、僕は犬林蓮です。
今日はもう情報がいっぱいいっぱいですよ。会長はなんだか平行世界の友人という相沢拓海君という平行世界のIS企業、蒼羽技研という企業の15歳にしてIS技術者という途轍もなく凄い方と知り合いだったなんて想像もつかなかった。
そして平行世界のことを詳しく調べるべく自宅の自室にてパソコンを使い、蒼羽技研というものを調べてみたところ、そんなものは存在しなかった。よく考えてみれば当たり前のことである。平行世界に存在しているのだからこちらに存在しているわけがないのだから。
「にしても、会長には驚いてばかりだなぁ」
「なにが驚いてばかりなんだよ」
僕がつぶやいたことに疑問を返してきた。
「あ、クリス」
「ああ。はいお茶」
「ありがと」
「で、何が驚いてばかりなんだよ」
「ああ、会長の友人関係にだよ」
「あの人のか?あの人の友人って今度は誰だよ。もう規格外な知り合いばっかであたしは何が来ても驚かねーぞ」
そう、会長には規格外な人ばかりなのだ。FBIの局長だったりフランス情報局だったりマフィアのボスだったり世界一の天才ハッカーだったり兵器開発会社の社長だったり裏の名医と言われる物凄い医者だったり大物有名人だったりと、それはもう凄まじい人ばかりがあの人の知り合いだったりするのである。裏の名医には以前新薬の実験台にされかけたが。
「ああ、今度は平行世界のそれなりに有名な人を紹介されたよ」
「平行世界の有名な人ねえ…………ところで平行世界ってなんだよ?」
「ああ、へk「平行世界世界というのは幾重にも存在する可能性の分岐した世界のことであーる」って誰!?」
いきなり話に入ってきた人物、それは青い髪をとんがりのごとく立てた、大体三十路くらいの……って
「あなたは今日一ノ瀬先生が紹介してきた」
「トンガリ頭のキチガイ!」
「キチガイなどではなーい!我が輩の名前はドクタァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァディィィィィィィィィィィィィィィド!今世紀最大の大!天!才!の科学者なのであぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ「博士、ご近所迷惑です」ゲペ」
なんだか自己紹介をしようとしていていきなりお付の人に首を折られない勢いで曲げられている。いつも織斑先生にひどいことをされている僕はなんだかちょっとこの人がかわいそうに思えてしまう。
「博士が迷惑をかけたです。わたしはイクスです。よろしくお願いしますです」
そう言ってお辞儀をする水色の髪をした少女。この子の方がしっかりしてるなぁ。
「で、平行世界ってのは結局なんなんだよ」
「平行世界というのはねk「この世界とは全く違う歴史を歩んでいる世界であり、大筋は変わらないであ
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