第三章 聖杯大戦編
第八十一話 『外伝11 今日から小学四年生』
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お花見やっていないよね?」
「ああ…タイミングのいい日に雨が降っちゃったりとかで流れちゃってたね」
「お花見ってあれだよね? 桜を見ながらみんなでお弁当を食べる会…」
「ううん…要約しすぎな気がするけど、まぁ大体あっているかな?」
「お花を見てのんびり楽しく過ごしたりとか…」
「過ぎ行く季節とか咲いて散っていく桜に風流を感じたりするのがメインの目的かな?」
「大人の人達はお酒飲んで騒ぐのがメインな気がするけどね」
「それは、どうだろうね…? ちゃんと桜を楽しみにしている人もいると思うけど…」
「元・大人としてどうなのよ? シホ」
「え? えっと、そうね。実はあんまり経験がなかったり…学生の頃はよく姉替わりの人に無理やりお酒を飲まされていたけど…」
「ほら。やっぱりそんなものじゃない?」
「そうね…」
それでシホも押し黙った。
「ええっと…じゃあ今週末とかみんな予定とかどう? 場所はいつものところを私が抑えられるんだけど…」
「えっと…土曜日なら一日OK!」
「同じく」
「私も大丈夫よ」
「はいはい! 私も大丈夫だよ。一緒にお花見楽しもうね、フェイト」
「あたしは土日OK!」
「じゃあ六人は決定ね! 場所は余裕があるから友達とか、家族とか、後はサーヴァントの人達とか各自でお誘いの上でって事で」
『おー!』
「じゃあさっそく心当たりにお電話を…」
「私も!」
「アルトリア、ちゃんと出るかしら…?」
「電話、つながるかな…?」
「パパにメールしておこう。そうだ、パパには忙しくてまだアサシンの事紹介していなかったんだ! 一緒に紹介しよう!」
それで各自電話をすることになった。
◆◇―――――――――◇◆
最初にすずかははやてに連絡を入れた。
「あ、すずかちゃん。どないしたん?」
『あのね、今週の土曜にお花見をするっていう話があるの』
「お花見? それはええね! 素晴らしいな! そんなら私達家族一同全員予定空けとくわ」
『うん! それじゃはやてちゃんも誰か誘える人がいたら連絡入れて見てね』
「わかったわ。任しとき!」
フェイトはクロノに連絡を取っていた。
「ああ、フェイトか。クロノだ」
『あのね、クロノ。今週の土曜日にお花見をすることになったんだけど…』
「土曜日…。ああ、その日はデスクワークだからちょっとした外出くらいなら付き合えるが…」
『そう。それじゃ大丈夫だね。リンディ提督とエイミィは?』
「ああ、艦長とエイミィもその日は忙しくないな…」
なのはは美由希に連絡を取っていた。
「あ、なのは」
『あ、お姉ちゃん』
「うん、お姉ちゃんですよ。どうしたの?」
『うん。今週末の土曜日にお花見をすることになったの』
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