第三章 聖杯大戦編
第八十一話 『外伝11 今日から小学四年生』
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していった。
エレベーターに乗りながら、
「ふぅ…局のお仕事って色々と肩が凝ることが多いわね」
「お前は内勤や医療班への出向が多いからな。気苦労も多いだろう…まぁ、色々と重宝されていると聞いたが?」
「そうなのかな? お仕事はちゃんと出来ていると思うけど。シグナムは最近なのはちゃんとシホちゃんとフィアットちゃんと一緒なこと多いんでしょ?」
「ああ。あの三人は武装隊の士官研修生だからな。フィアットはユーノと同じく司書も兼任するから大変だと言っていた」
「シホとなのは嬢も大変だろうに…。私のようにすぐに武装隊に入ることもなく小学校も兼任しているからな」
「そうだな。主はやても小学校に通いながらも管理局に通うらしいからな。これから忙しくなるだろう」
「それとあの子等とはこの間ゆっくり話をした」
「どんなお話…?」
「シュバインオーグと高町とは取り立てて深い話ではなかったが多少なりと人となりは理解できた」
「ヴィータちゃんは相変わらずライバル心むき出しだけどね。なのはちゃんに」
「競いたい相手がいることはいい事だ。色々な意味でな…」
シグナムがフッと笑う。
そこにシャマルが笑いながら、
「シグナムにとってのテスタロッサちゃんみたいに…?」
「私は別にあれと競っているわけではないぞ…? 自力はまだだいぶ私のほうが上だ」
「はいはい。そうでした♪」
「正直になったほうがいいぞ? 将よ」
「お前には言われたくないぞ。リインフォース」
「うっ…それはだな」
「楽しそうだな、シグナム」
「士郎、お前ももっと周りの気遣いに気づけ」
「なにをだ…?」
「はぁー…これだからこいつは…」
シグナムがやれやれとため息をつく。
「でも、どうしてヴィータちゃんはシホちゃんの方にはなのはちゃんのようにそんなに乱暴にならないんだろう…?」
「それはやはりはやてを救ってもらったからではないか?」
「それは士郎にも言えることだな。私をも救ってくれたからな」
「まぁな…」
「そういえばヴィータとザフィーラは主はやてと一緒だったか?」
「うん。一緒に病院に行っているはずよ。志貴さんも一緒についていっているらしいわ」
「アルクェイドとキャスターは…?」
「アルクェイドに関しては根っからの自由人だ。だから街で遊んでいるのではないか?
それとキャスターは家で留守番だ。今は昨日からおこなっている耳と尻尾を隠す変化の特訓をしているらしい。今日中にでも人間の姿で現れるんじゃないか?」
「そうか。いつまでも家の中で過ごさせるわけにはいかないからな」
「そうね。それは不衛生よ」
「キャスターが聞いたら泣くぞ…?」
それで四人は笑顔を出して笑った。
そして場所は戻って志貴とヴィータとザフィーラはと言うと、
「
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