第三章 聖杯大戦編
第八十一話 『外伝11 今日から小学四年生』
[2/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
私とアリシアはいつもの事かという表情になった。
こうなったら二人はどこまでもこの空間を続けていく。
「ランサーが不憫だねー」
「ま、そこはフェイトの将来の一つということで…」
「シホって自分のことは鈍感なのに他人のことだとすぐ反応できるよね…?」
「アリシア、なんかそれちょっと傷つくかも…」
私とアリシアでそんな取り留めもない会話をしているとなのは達が桃色空間から復帰してきた。
「あ、そういえばはやてちゃん…!」
「うん…メール来てた?」
「ええ」
「うんうん。今日の始業式には間に合わないけど明日からだって!」
「七人とも一緒のクラスになれるみたいだし楽しみだな」
「うん!」
なのはもフェイトの言葉に嬉しそうに頷く。
はやてもなんとか退院はできたしまだ車椅子通いだけどそこはかとなく心配はないだろう。
なんせ八神家には屈強な人達が大勢いる。
前衛………シグナム、ヴィータ、ザフィーラ、アルクェイド、志貴。
中衛………士郎、リインフォース。
後衛………はやて、シャマル、キャスター。
と、三種でそれぞれ得意な攻め方で万全に勤められる人員で溢れている。
その気になれば八神家で管理局の一部隊、いや数隊かとも喧嘩も売ることはできるだろう。
いや、これは実力ともに本気なことで。
はやてって今では大勢の家族に支えられていていいわね。
ま、私にも最優の二人のセイバー…アルトリアとネロがいるからなんとも頼りがいはあるけど。
ちなみに二人は今はついてきていない。
そんな緊急事態というわけでもないので翠屋で今はオリヴィエ陛下もついでに一緒に働いている。
余談だがアルトリアとネロとオリヴィエ陛下が時間がある時は翠屋で働きだしてからというもの客足がかなり伸びたらしい。
これがカリスマ持ちの所以か…という感じである。
特にネロは保有スキルに皇帝特権と黄金律もあるしすごいことになるだろう。
閑話休題
それからアリサとすずかとも合流して私達が乗ったバスは学校へと向かった。
◆◇―――――――――◇◆
その頃、はやては病院に通院していた。
『八神さん。八神はやてさんどうぞ』
「はーい!」
はやては診療室に入り石田先生と会っていた。
「うーん、はやてちゃんすごいわよ。どんどん良くなってきているわ」
「ホンマですか?」
「足の感覚もだいぶ戻ってきているんじゃない?」
「はい。戻ってきてますね」
「うん。この調子でいけばすぐに全快しちゃうわね」
「えへへ。石田先生のおかげです」
はやては笑みを浮かべながら石田先生に感謝の言葉を述べる。
「ううん。はやてちゃんが頑張ったからよ」
「えへへ」
「発作もないから明日からは
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ