第三章 聖杯大戦編
第八十一話 『外伝11 今日から小学四年生』
[1/7]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
Side シホ・E・S・高町
聖杯大戦も終わり、月日はすぐに経過して春になり私達も今日から小学四年生である。
なのはと二人でバス停まで向かうとそこにはフェイトとアリシアも乗っていたので近くに座った。
そうそう、アリシアも今年から四年生で私たちと一緒に聖祥に通うことになった。
それまでの期間、私達は管理局の研修などもあったが、アリシアはない学力を短期間で必死に勉強してなんとか私たちと同じく四年生になれた。
「私達ももう四年生だね〜」
「そうだね。なのは」
「私はようやく安心できたかな? 聖祥に入るために勉強三昧だったけどやっとフェイトと一緒に通えるようになったんだから」
「アリシア…」
それでフェイトは少し頬を赤くする。
フェイトも嬉しそうであるのでよかった。
なんかプレシアのアリシアを蘇らせたかった気持ちもわかるかもしれない。
アリシアにはなにか癒しのようなものがあるからだ。
「でも聖杯大戦からの間、なにも事件が起きなくてよかったわね」
「うん。あっという間だったね」
「そうだね。本当に…。小学校と局のお仕事と、技能研修と資格試験…色々と忙しいしね」
「うん! でもなんか楽しいけど」
「…そうだね」
「あーあ…私も魔導師適性があったらフェイト達についていったのにね〜」
「アリシアはその代わりに魔術のお勉強があるでしょう?
マリーさんの話ではアンリミテッド・エアの解析も進んでいっているという話。
将来的にはアンリミテッド・エアとマグナ・スピアを元にして魔術回路に反応する魔術師のための魔術式デバイスっていう新機軸のデバイスが生まれていくっていう話ね。
士郎が使うブレイドテミスにも試験的に魔術式システムが埋め込まれているっていう話だし。
ま、魔術式デバイスは魔術とその使う人を選ぶからほとんどのものがワンオフ機の特機タイプになるだろうけど…」
「それじゃすずかちゃんとアリサちゃんもデバイスを持てるってことになるのかな…?」
「二人が望めばね…。それにまだ二人は私たちと違って将来は決まっていないからね」
「すずかちゃんはシホちゃんについて行くと思うけどなー…」
「え? なんで…?」
「シホ、その鈍感は治した方がいいと思うよ…?」
「うんうん! フェイトの言うことには一理あるね!」
「アリシアまで…私って、そんなに鈍感…?」
それになのは、フェイト、アリシアは揃って頷いた。
くっ、悔しくなんかないわよ…?
「それよりこっちでもあっちでもフェイトちゃんやシホちゃんと一緒に入れて私は嬉しいな」
「うん。私もなのはやシホと一緒だと心強くて嬉しい…」
「にゃはは…」
「えへへ…」
それでなにやらなのはとフェイトの間になにか空間が出来上がった。
それによって
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ