第三章 聖杯大戦編
第八十話 『外伝10 遅れ馳せバレンタイン』
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…聖杯大戦が終了して、色々事後処理もあってごたごたしていたけどそれもようやく落ち着きを見せた。
そんなある日になのはが手を「ポムッ」と叩いて、
「もう2月14日から日が過ぎちゃったけどバレンタインをしない? シホちゃん」
「バレンタイン…? あぁ、そういえば聖杯大戦のせいでそんなイベント事も見逃していたわね…」
シホがそんな余裕もなかったらしく今思い出したかのようになのはに反応を返す。
「奏者よ。バレンタインというのはなんなのだ…?」
「えっと、ネロ…バレンタインっていうのはね…?」
それでアルトリアとネロとオリヴィエにシホはバレンタインデーの事について説明をした。
「そんな行事があるのですか…」
「えぇ。まぁ、日本だけの独自の習慣もあるけどね」
「ですがそうなるともう行事は過ぎてしまいましたから少し急がないといけませんね。それでなのはは誰に作ろうと考えているのですか…?」
「うん。もう時期は過ぎちゃったから友チョコでだけど、
シホちゃん、すずかちゃん、アリサちゃん、フェイトちゃん、アリシアちゃん、はやてちゃん、ヴィータちゃん、フィアちゃんにチョコレートをあげようと考えているんだ〜。
もちろんオリヴィエさん達にも作るね!
そして後はお兄ちゃん、お父さん、ユーノ君、クロノ君、士郎さん、ザフィーラさんくらいかな?」
「…なのは、さすがに多くない? 1日で出来るの?」
「うん! お母さんに翠屋のバレンタインデーセールのチョコレートの残りがあるか聞いてみるね!」
「そう。それじゃ私も作ろうかしら…」
それで急遽なのはとシホは友人達にチョコレートを作ることになった。
だがそれをどこで聞きつけたのかは分からないが各家でも少し遅れのバレンタインデーの企画が立っているのをなのはとシホは知らなかった。
◆◇―――――――――◇◆
ハラオウン家では、
「リンディさん」
「ん…? なに、フェイトさん?」
「えっとですね、なのはとシホがお家で私達にバレンタインのチョコを作っているっていう耳寄りな情報をある人から教えてもらったんですけど…まずバレンタインってなにかわかりますか?」
「それは私も知りたいです!」
アリシアも聞き耳立てていたらしく話に参加してきた。
「そうね…」
それでリンディはネットでそれを調べてみた。
ミッドチルダにも似たような風習はあるが完全に同じと言うわけではないので調べるのは骨が折れたらしいが調べあげた。
「どうやら大切な人や友人、そして好きな人とかにもやるらしいわね」
「大切な友人…」
「好きな人か〜」
フェイトは少し考え込み、アリシアは楽しそうに笑みを浮かべる。
「それじゃやっぱりなのはとシホ、アルフにすずかにアリサ、
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