第三章 聖杯大戦編
第七十九話 『聖杯大戦の終焉。そしてこれから…』
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見ていていいものでは無い…。よって儂の拳で朽ち果てよ。七孔噴血―――巻き死ねぇ!!」
それによってランスロットは頚動脈を貫かれてそのまま消滅した。
「今度こそ迷うな…」
そう言って消えていくランスロットに声をかける。
そして次にファニーヴァンプと殺人貴を見る。
そこでは二対一の戦いを繰り広げていた。
ヤガミが連続で砲撃を放つがそれを殺人貴が殺してファニーヴァンプが切り込みを入れている。
「さて、はやての写し身だからって手加減しないわよ!」
「迷わず逝かせてやる!」
そしてファニーヴァンプが掴んで空中に打ち上げたのを合図に殺人貴が空に飛び上がり魔眼を発動して十七分割されていった。
こんなところで宝具を使うことないけど、倒したのだからいいのかな…?
そしてネロを見る。
そこではやはり剣のぶつかり合いが発生しているがやはりネロは残念そうな顔をして、
「セイバーよ。やはりそなたには先日ほどの力は感じられない。
だから…ここで葬る。許せ! 喝采は万雷の如く!!」
それによって幾度も切り裂かれたセイバーは呆気なく消滅した。
「前の方が手応えがあったぞ…?」
悲しそうにそう呟いていた。
これでギルガメッシュ以外の敵は排除したことになる。
後はギルガメッシュと言峰だけになった。
それで戦っているキャスターとライダーを見てみると、黒化して思考力がなくなったとは言えさすがギルガメッシュ。
二人を圧倒していた。
それでも致命傷はなく二人はなんとか耐えていた。
しかしそこに士郎が吹き飛ばされてきた。
「ぐっ…!?」
「ご主人様!」
「どうしたのだね、衛宮士郎? お前はこれほどの力しかないのかね?」
「小聖杯の力でサーヴァント並みの力を手にしている時点で反則ではないか!」
思わず士郎が悪態をつくがそれだけ士郎には荷が重いものなのだろう。
言峰は黒化しているギルガメッシュの横に立ち、
「さぁギルガメッシュ。こいつらに止めをさすのだ!」
「………」
言峰の命令に、しかしそこでギルガメッシュの動きは急に停止し止まる。
何が起こったのかと思ったが、突然ギルガメッシュの真っ黒な能面にヒビが入り砕けるとそこには憎しみの表情を浮かべているギルガメッシュの顔が出現する。
「コトミネー! 貴様だけは許さんぞ…!」
「なっ…!? ギルガメッシュ、まだ意識が残っていたのか!?」
「ふん! 我を完全に殺したくばあの三倍は持って来い!!」
そして乖離剣を構えて、
「最後のあがきだ。受け取れよ、コトミネ…! 天地乖離す開闢の星…!」
「ぐふぅ…!?」
それによって言峰は体の中心を貫かれていき、心臓部も
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