第三章 聖杯大戦編
第七十八話 『英雄王の圧倒的な力』
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ギルガメッシュの背後へとせまり无二打を叩き込む。
「さぁ、舞うがよい! 喝采は万雷の如く!!」
ネロは喝采は万雷の如くを放ち、
「手加減しませんから! 炎天、氷天、密天! 三呪相入り乱れ攻撃!!」
キャスターは三種の呪相を一気に放った。
「この好機! 逃すか!」
「切り裂かれなさい!!」
それに加わる形でファニーヴァンプと殺人貴も攻撃をした。
ほぼオーバーキル級の攻撃の嵐にギルガメッシュはさらされて、
「ぬおぉおおおおおーーーーー!!?」
そのすべての攻撃がギルガメッシュに尽く叩き込まれていき最後には…、
「…お、おのれ。我をここまで追い込むとは…貴様ら、ただではおかんぞ!?」
体中に穴があいてほぼ満身創痍のギルガメッシュが、しかしまだ地に足を立たせていた。
「おいおい…俺のゲイ・ボルクを食らってるんだから死んでいてもおかしくないはずだぜ?」
「儂の一撃を受けて死なんとは…」
ギルガメッシュのあまりのしぶとさに数名かは呆れの表情をしている。
もうギルガメッシュはおまけという感じで利き腕も殺人貴に切り裂かれて天地乖離す開闢の星も振るえない。
後は止めを刺すだけだという感じになり、
しかしそこにどこにいたのか言峰綺礼が姿を現す。
「…お前がここまでやられるとはな。英雄王…」
「言峰…! 今の今までどこで油を売っていた!? 早く令呪で我の傷を治せ!!」
ギルガメッシュの発言に一同は今一度身構える。
「…その必要はない。ギルガメッシュよ、“この場で自害せよ”…!」
「なんだとッ!? 言峰、貴様ぁッ!?」
ギルガメッシュが叫ぶが感情とは裏腹に勝手に王の財宝が展開し、中から様々な効果を持った原典である宝具がギルガメッシュに殺到する。
それによって断末魔の叫びを上げながらギルガメッシュは先程まであんなにしぶとかったというのに呆気なく消滅した。
「…ふむ。今の今までよく私を楽しませてくれた。さらばだ、ギルガメッシュよ…」
「ギルガメッシュを、切り捨てた…?」
私は言峰の行動がまったく理解できなかった。
そして言峰綺礼は私達の方へと手を後ろで組み体を向けてきた。
「…さて、では最後の戦いといこうではないか。諸君…」
そう、宣言した。
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