第三章 聖杯大戦編
第七十七話 『総力戦。ネロの決死の一騎打ち』
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れだけでビリビリとした威圧と重圧感が襲ってくるがみんなはそれを耐えて仕掛けていった。
◆◇―――――――――◇◆
まず最初にランサーが仕掛けた。
「おらおら! まずは俺の槍をお見舞いしてやるぜ!!」
ランサーはゲイ・ボルクを構えて疾駆しセイバーへと迫る。
それを迎撃するセイバー。
それは剣と槍のぶつかり合い。
そこはさすがランサー。
最初はスピードとパワーで圧倒していた。
だがすぐにセイバーはそのスピードになれると今度は何度も剣に力を込めてランサーに打ち込んでくる。
「遅いな、ランサー。ランサーのクラスの名が泣くぞ?」
「いってくれるじゃねーか!」
「ふふふ…さて」
そこでセイバーは空中へと飛んだ。
セイバーが元いた位置にはアサシンが拳を振るっていたが、
「儂の気配を直感で読むだと? やりおる!」
そしてセイバーは空中から叩き落とすようにアサシンに剣を振り落とそうとしている。
そこにライダーが鎖を振るって剣に巻きつけ怪力でセイバーを地面へと叩きつけようとする。
「甘いッ!」
瞬間的に魔力放出をして黒い風を起こし叩き落ちる前に体勢を整えて地面へとなんなく着地するがそこに、
「はぁあああーーー!!」
ファイターが拳を構えてセイバーへと迫っていたがセイバーは剣を構えてファイターの拳を剣の腹で受け止めた。
そこから押し合いが発生するがそこはやはりセイバー。
徐々にファイターを押してきている。
背後からファニーヴァンプと殺人貴が爪とナイフを振るおうとしているがその場で魔力を高めて小爆発を起こし周囲にいる一同を吹き飛ばす。
「なんで!? セイバーってあんな強かったの!?」
「無駄口を叩く暇があるなら爪を振るえ! アルクェイド!」
「わかってるわよ! 志貴!」
吹き飛ばされて悪態をつくファニーヴァンプに殺人貴がもっと本気を出せと発破をかける。
しかしそこでセイバーが背後を晒していた。
「その隙、いただきです! 陣地作成で築いた私の結界の底力。受けてください! 全魔砲門術式展開!!」
途端、結界内に設置してある何十もの数の魔法陣から魔力が溢れてそこから炎天、氷天、密天の三種の攻撃が一斉にセイバーに向けられて発射された。
セイバーはそれに包まれるが、ただそれだけ。
魔力放出ですべてを吹き飛ばした。
「私の渾身の一斉攻撃を魔力放出だけで吹き飛ばした!?」
「まずは、一人だな…」
セイバーがそうつぶやきキャスターめがけて疾駆した。
「やばっ!?」
「キャスターよ。下がれ!」
控えていたネロがセイバーの剣を受け止める。
「ぐぅっ!? やはり重たいな!」
「ほら、どうした? 真のセイバーになるのだろう? その程度
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