第三章 聖杯大戦編
第七十七話 『総力戦。ネロの決死の一騎打ち』
[2/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ターとシャマルさんのダブル結界が揺れる音が響き渡ってきた。
「ご主人様! 敵襲です!! 完全に破られたわけではありませんが中へと侵入されました!」
「わかった。全員出るぞ!!」
士郎の言葉にサーヴァント達全員が姿を現し広場へと向かっていった。
そして入口までやってきてそこにいたのはやはり、
「ノア…」
「そしてセイバーだな」
ノアとセイバーの二人が入口のところに立っていた。
「エイミィさん! 結界をお願いします!」
『わかったよ! 頑張ってねみんな!』
それで月村邸一帯に結界が構築された。
「やぁ、シホさん」
「!? どうして私の名前を…!」
ノアが急に私に話しかけてきた。
「君は色々と有名だからね。すぐにわかったよ。まぁ調べたのは師匠だけどね…」
「そう…、言峰綺礼がね…。それで今日はあなたは何しに来たのよ?」
「当然…ここにいるサーヴァントすべての討伐にだよ。やっぱり下の者たちに任せたのがまず間違いだったんだよ。
最初からセイバーをぶつけていればすぐに全員倒すことはできたね。
まぁ、君たちに感謝すべき点ではサーヴァントを四体も倒してくれたことかな?」
「…おいおい小僧。俺たちを舐めてんのか? セイバー一人でここにいるサーヴァント全員を倒すだと…?」
ランサーが挑発的なノアの言葉に血管を浮き上がらせる。
「その通りだよ。なんせセイバーは最強だからね」
「ほう…いうな、小童。呵呵呵! ならばその最強とやら、儂の必殺を受けて崩してやろう!」
アサシンが豪快に笑い拳を構える。もう戦う気マンマンである。
「油断は禁物ですね…。あのセイバーはアルトリアよりおそらく出力は上ですから」
「油断しないでかかっていきましょう」
「私は後ろから援護します!」
「私はもう油断なんてものはないわ。片っ端から捻り潰してあげるわ!」
ライダーは警戒の色を強め、オリヴィエ陛下が自身を鼓舞し、キャスターが呪符を何枚も構え、ファニーヴァンプが爪を硬質化させいつでもいいという感じに構える。
「なんであろうとモノならすべて殺しきってやる…」
殺人貴もナイフを構えていつでも突撃できる態勢に入っていた。
「奏者よ。そなたが命令を下してくれ。我らは皆そなたの言葉でいつでも仕掛けられる!」
「わかったわ。ネロ。…みんな! まだギルガメッシュが残っているけどこの戦いを決死の覚悟で乗り切りましょう!」
『おう!』
私の声でなのは達、そしてサーヴァント全員が声を出す。
「ふふふ…楽しい戦いになりそうだね。セイバー? これを最後の戦いで終わらすよ?」
「…了解しました」
セイバーがエクスカリバーを構えて殺気と魔力を放出し足を一歩踏み出す。
そ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ