第三章 聖杯大戦編
第六十四話 『セイバー対決』
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ぞれセットアップして見せた。
「おー! 奏者よ。なかなか似合っておるぞ」
「はは…ありがとうセイバー」
「これは魔法少女って奴…? 私もしたいなー…」
「いや、ファニーヴァンプ。魔導師やからね、あしからずな」
「マスター…子供にしてその際どい格好はどうなんだ…?」
「ら、ランサー! 気にしている事を言わないで!」
「それに士郎はただアーチャーの野郎の格好に変わっただけだな」
「放っておけ、ランサー…」
「でも似合ってますよ。ご主人様」
「時代は変わるものですね。非殺傷設定とは、便利な世の中になりましたね」
「そうなんです! ファイターさん!」
「…スズカはならないのですか?」
「私とアリサちゃんは魔術回路だけなんだよ? ライダー」
「ふむ、なんとも面白おかしい光景ではあるな」
「あたしも最初は驚きっぱなしだったわね」
サーヴァント勢とマスター勢とで色々交友が結べてきたわね。
それで少し離れた士郎お父さん達はというと、
「もう、色々な事が立て続けで私はお腹がいっぱいだわ」
「お母さんも…? 実は私もだよ」
「なのは達が遠くなっていくな」
「まだ父離れはしないでほしいがな…」
なにやらもう達観してきたみたいである。
「それではいい頃合ですし私達はもし街中で戦闘が起きた時の対処のために結界を張って人々からサーヴァント同士の戦いを遠ざける作業をしますね」
「そうですね、母さん。僕達ではサーヴァントには敵いませんからね。悔しいですが…。魔導師達には街が壊れたのを修復してもらう作業に移ってもらいましょう」
リンディさん達がそう話を切り出す。
確かにそれだと助かる。
私達のサーヴァントは話をしっかりと聞いてくれるからいいけど、敵Sideのサーヴァントやマスターはなにをしでかしか分かったものではないから。
それから色々と話は決まっていき、今日はもう私達は召喚の件もあり魔力が大幅に消費しているので一度帰り休養する事になった。
◆◇―――――――――◇◆
翌日から私とWセイバーで学校が終わった後、夜に街を回ることになった。
士郎は相方がキャスターなので拠点にしている月村邸で待機している。
別れる際に、士郎はキャスターのパラメーターを確認してかなり接近戦な能力でしかも「陣地作成がCとはこれいかに?」とキャスターを問いただしていた。
でも作れないことはないので拠点である月村邸を今現在キャスターは鋭意改造中である。
なんせ大師父に教えてもらったのだが月村邸の土地は龍脈が流れていて魔術師の拠点とするなら最適な場所だと教えてもらったから。
そして他のみんなもいざという時に備えて待機している。
ランサーは以前言峰に偵察任務をやらされた経緯があり独自で調べている。
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