第三章 聖杯大戦編
第六十三話 『状況説明と召喚』
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◇◆
Side シホ・E・S・高町
「…ごめん。魂がシルビアさんと混合しているから強い思いに惹かれちゃったわ」
「大丈夫だよ、シホちゃん。でもイレギュラークラスなんだね、ファイターは」
「そのようです。ですがなのはの力に必ずなってみせますね」
「うん♪」
どうしてなのはから陛下が呼ばれたのか分からないけどいい関係になりそうね。
それで残るは、
「最後は私か…」
「主、頑張ってください!」
「うん。頑張る! なのはちゃんはイレギュラークラスやったんだからもしかしたら私もイレギュラークラスかもしれへんしな!」
それはどうだろう? アーチャーが出てくる可能性も無きにしも非ずだし。
そして魔法陣が発光しだして出てきたのは、
「呼ばれて参上! あなたが私を呼んだマスター?」
「え、えー?」
なんかずいぶんテンション高い人が出てきた。
金色の髪に赤い瞳。格好は上は白い服装で下は青いロングスカートと…。
どうみてもバーサーカーでは少なくともないわね。
「…違うの?」
「えっと…合ってます。八神はやていいます」
「はやてね。わかったわ」
「そ、それであなたはなんのサーヴァントなんや?」
「ん? 私? 私のクラスはファニーヴァンプよ。真祖の吸血姫で真名は『アルクェイド・ブリュンスタッド』よ」
え!? 真祖ってもしかして!
そこで大師父が反応した。
「おー! アルクェイド。お主が呼ばれてきたか」
「あ、ゼル爺だ。やっほー!」
その反応に全員が驚く。
「儂はアルクェイドの後見人なんじゃよ。…しかしアルクェイド、お前が呼び出されるとはの。いつ英霊になったんじゃ?」
「それがゼル爺聞いてよー。私が千年城で志貴と一緒に眠っていたのに外でなんか金ピカが暴れまわっているって言うのよ。
それで退治しにいったんだけどなぜか星から力が受け取ることができずに志貴も殺されちゃって敗北しちゃったのよ。あー! 今思い出しても腹が立ってくるわ!」
「なるほど…。お主はかの世界のアルクェイドじゃったか」
それで大師父が今この世界に訪れようとしている驚異について話を教えると、
「…なるほどね。あの金ピカがいるのね!」
それでファニーヴァンプはとてもいい獰猛な笑顔になり、
「今度こそ殺してあげるわあの金ピカ。私を殺した責任取ってもらうんだから…!」
実に心強い味方ができたものだ。
「はやて、最高のジョーカーを引いたんじゃない? 聖杯大戦の戦力をひっくり返すほどの…」
「あはは。多分そうやろうな。でも、心強い限りや!」
そして、これでこちらのサーヴァントは全員召喚されたことになる。
これで対策を取ることができる。
言峰綺礼、ギルガメッシュ。
必ず倒
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