20*厨二がデフォルト
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を要求しなかったのだ?あさつまえ後で王と直接、それも他に余計な者がいない時に話したいなど。」
そう、自分はあの時にご褒美を即座には要求しなかった。
理由は簡単、エリザとバリスがいたからである。
だがそれを彼女に話す程愚かではない。
「いや、それはまぁ…ちょっとね。」
なので言葉を濁す事にした。
「まぁ、今のお前の立場だから大丈夫だが、普通ならかなり問題だぞ。」
「まぁ、いいじゃん、問題なかったんだから。」
むしろお前達に聞かれる方が問題なんだよねぇ。
しかしいつまでもこのやり取りをする訳にもいかないので自分はとっとと切り上げる事にした。
「ほら、もうこの話しはおしまい!」
と、自分が無理矢理話しを切り上げたところで納得するエリザでは無い。
なので先手をうつことにする。
「ほら、じゃあ厨房にいこう。案内してくれ。」
すると不思議な顔をしながらエリザが
「なぜだ?」
とのたまった。
あり?
覚えてない?
これは意外。
「お菓子作ってやるって約束、覚えてないならつくんないけど……」
「覚えてる!!よし、厨房にいくぞ!!」
そう言って勢いよく飛び出すエリザ、そして他の近衛隊にも
「今回はみんなのお祝いとして凝ったのを作ってみんなで食べよう。」
そう言うとみんな一層パアッと明るい表情になった。
そしてみんなさっきまでのやり取りは頭からすっ飛んだようだ。
ふぅ、単純だなぁ、彼ら。
いろいろ心配だ。
王族とかそれを護るエリートがこんな単純に騙されるとか。
この国は大丈夫だろうか。
**********ミ☆
唐突ですが皆さん、皆さんは入院等をした時はいかがしてお過しになりますかな?
ベッドの上で何もすること無くただただ時間だけがすぎていく。
例外はあれど、それは苦痛な方が多いはずですね。
自分も例に漏れず、ベッドで一人でごろごろうだうだするのは暇すぎて苦痛だったのです。
もとの世界とは時間の流れに差があり、自分のポケットに新たな漫画やゲームが届くのにはまだまだ時間が掛かりそう。
いまあるものも全部制覇しちゃったからやる気にならない。
そんな時には興味はなくとも新しい本があればそれを読んでしまうのが自分である。
それとエリザとシルバちゃんとの約束があったので、一度は挫折したが地球料理大全でプリンを空で言える程度には覚えたのだ。
うれしい事に、食品代用一覧なるこの世界での代用できる食材がわかるものもある。
人間目的があると結構覚えるものである。
まぁそれでも時間は余るので、クッキーとかチーズケーキとか他にも少し……
話しがそれた、ついでに長くなった。
つまり、
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