シオンの特技A
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けたわたしにも責任があると思うし・・・」
「それは、仕方ないって言うか、逆にアスナみたいな人がいなかったら攻略ももっと遅れてたよ」
「そうだな。キリトの言う通り、アスナみたいなのが血盟騎士団にいたからこそここまでこれた。だからあんま自分を責めんなよ。たまには息抜きもしろ」
シオンはアスナの頭に手ポンポンと乗せると、再び歩きだした。
「そんじゃ、行きますか」
「ああ、そうだな」
「うん、ねぇシオン君」
「なんだ?」
「その、ありがと、ね」
「気にすんな。貴重な戦力にぶっ倒れられたらたまったもんじゃねーからな」
「じゃあ、お言葉に甘えて今日は楽させてもらおうかな。前衛よろしく♪」
「よし、じゃあその役割はキリトに任せるか」
「いや、ちょっと待て!前衛は交代だろう!」
「心配するな、後ろから槍ぶん投げて仕留めてやるから、お前ごと」
「それ、絶対にダメだよな!」
「大丈夫、殺る気満々だから」
「そうじゃなくて!てゆうか今、“殺る気”って言ったよな!“殺る気”って!」
そうやってシオンはキリトをからかいながら先へと進んでいく、キリトも仏頂面になりながら、アスナは二人の姿を微笑みながら見守ってシオンのあとをついて行った。
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