暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜過去を捨て今を生きる者〜
無印編!
慎ましやかさを学びやがれ
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少し待ってから行くか。


おにぃと別れた私は、途中で物陰に隠れてセットアップし、空を走る。

「うー・・・ヒカリ、もっと早くなんないの?」
<できるけど、周りにバレちゃうよ?そこまで高く飛んでないし>

うー、めんどいなぁ・・・。

「じゃあ、限界まで早く!」
<あいさー!>

そして私がお寺に着くと、丁度なのはが襲われてる最中だった。

「また!?」

と、とりあえず・・・。

「ヒカリ、プロテクション!」
<おっけー!なんちゃってプロテクション!>
「なんちゃってはイラナイ!」

でもまあ、なのははこれでおっけーだね。

「なのは、今のうちにセットアップ!」
「にゃ!?美愛ちゃんいつのまに!でも了解なの!・・・って、起動ってどうやるの!?」
「我は使命を、から始まるやつ!」
「あんな長いの覚えてないの!」
「早くセットアップって言って!」

なんだか永遠に続きそうだったから私が声を大きくして言うと、なのはは肩をびくっとさせてからレイジングハートを手に持ち、

「レイジングハート、セーットアーップ!」
「それじゃあダメ・・・って、できてる!?」

え、これ普通じゃないの?
私とおにぃ、最初以外ずっとこれだよ?
とか考えてるうちにまた襲ってくる!?

「なのは、防護服を!」

着てないの!?
なんかさっきから驚きまくりだな、私!

「レイジングハート!」
<バリアジャケット>

《グアァァァァァァァアアアアァァァァァ!!》

ぎゃー!押されてる、押されてる!なんちゃってプロテクションあんま使えない!

『美愛ー、助けたほうがいいー?』
『大丈夫!たぶん!』
「いたた・・・っていうほど痛くない・・・かな?」

私が頑張ったおかげだね!

「あとは封印っていうのをすればいいんだよね?レイジングハート、おねがいね?」
<オーライ。シーリングモード、セットアップ>

レイジングハートが言う。
ひ、ヒカリと違って使えそうなデバイスだ!
そんなことを思っていると、なのはが持つ杖に桃エロの羽根が生え、魔物っぽいやつを縛り付ける。

《ギュェァァァァァァァァァァア》

<スタンバイレディ>
「リリカルマジカル!ジュエルシードシリアル十六、封印!!」
<シーリング>

そして縛り付けられていた魔物っぽい見た目のやつは光に包まれ、子犬の姿になる。
あ、子犬が間違ってジュエルシード発動させちゃったんだ?
封印したジュエルシードもレイジングハートの中に取り込まれ、無事に戦闘が終了する。

<ナンバー十六>
「はふぅ・・・これでいいのかな?」
「う、うん。これ以上ないくらいに」
「えへっ♪」

あれ、ユーノ?私は褒めてくれな
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