第三話 初陣
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見た目も死に様も醜悪過ぎて吐き気がしたが、コクピットを汚したくないため、ぐっと堪えた。 粗方数が減ってきたので締めに、ビームソードを最大出力で横薙ぎに振りかざしトドメを刺した。
『敵巨大生物の全滅を確認しました。 お疲れ様ですマスター』
「ありがとよ、イクス。でも、エピオンはまだこんなもんじゃないだろ?」
巨大生物達を全滅させ、『イクス』が労いの言葉を言って来たのを軽く返事をした。 戦っている時はあまり感じなったが、ほっとしたのか少し疲れた気がした。 リミッターをしているとはいえ、急加速に急旋回を繰り返して疲れないほうが可笑しい。
「(いつかリミッター無しで使いこなすためにも鍛えなきゃな・・・)」
そう思っていた時だった。 ついさっき助けた人型兵器が近づいてきた。 振り向くと同時に通信が入ってきた。
「未確認機の衛士!!此方は日本帝国軍、巌谷榮二少佐だ。先程は救援感謝する。」
人型兵器から男の声が聞こえた。
「しかし!!貴様が何者か解らぬ以上、我々の指示に従い同行してもらう」
俺は当初の目的である情報収集をするため、前方の人型兵器に着いていくことにした。
「解りました。其方の指示に従い同行します」
この後、俺はこの世界の状況に驚愕するとは知る由もなかった。
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