暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜その者の行く末は…………〜
Chapter-1 First story~Various encounter~
number-4 magical girl of blond hair
[5/5]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
って置いたカレーを温めて、人数分皿を用意して盛り付ける。
それをトレイに乗せて、リビングへ持っていく。
「来たよ、アルフ」
「あ、本当だ」
燐夜が来たのを少女が見て、少女にアルフと呼ばれた女性は物珍しそうに動いていたが、椅子に座った。
それから少しもしないうちに少女とアルフの前にカレーが出される。
おいしそうな匂いが漂ってくる。
アルフはもう待ちきれないようだ。尻尾がさっきからパタパタと忙しなく動いている。
「いただきます」
「……ねえ、そのいただきますって何?」
「んあ? ああ、これは食材に感謝して食べることを意味しているような気がする。まあ、感謝して食べますと言っているようなものだ。ちなみに食べ終わったらご馳走様な」
「ふ〜ん……いただきます」
「いっただっきまぁす!」
少女にいただきますの挨拶の件で説明を求められ、口に入れようとしていたカレーを一旦置いてから説明した。
それを聞いた二人はすぐに実行する。少女は静かに。アルフは待ちきれなかったのか元気が良かった。
ここで燐夜はようやく思い至る。少女の名前を聞いていないことに。
「なあ、自己紹介してないよな」
「……そ、そうだったね。じゃあ私から、フェイト・テスタロッサっていうの、よろしく」
「あたしはアルフっていうんだ」
「じゃあ俺だな。三桜燐夜、よろしく」
燐夜にとって久しぶりに人と食べた夕食はとても温かく感じた。
「……ねえ、また食べに来て良い? 私たち料理できなくて」
「別にいいよ。料理も少しずつ教えてあげれるし」
「ほんと!! ありがとう!!」
フェイトの純粋て無垢な笑顔は燐夜にとって眩しく見えた。
自分の穢れた心で見ることはできない……。
「御馳走様でした」
「「御馳走さまっ!」」
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ