暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜その者の行く末は…………〜
Chapter-1 First story~Various encounter~
number-4 magical girl of blond hair
[1/5]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
なのはが魔法少女になってから数日。
非現実的な力――――魔法を手に入れても何も変わらない日常。
あのフェレット、名前をユーノ・スクライアを言い、今は高町家のペットとして過ごしている。
そして授業中に思考回路から魔力を通して言葉を相手に直接送る念話というものを使って、なのははユーノから魔法とはなどといった、雑学的なことの説明を聞いていた。
周りから見るといつもと変わらないなのは。
だが、アリサ・バニングスは敏感に感じ取っていた。
なのはが時々上の空になっているのだ。話しかければすぐに気付いて、返してくれる。
だが、何かが違うのだ。何かが――――。
アリサがなのはから感じ取っているとき、なのはは燐夜のことを考えていた。
燐夜が昨日あそこにいた理由は知らない。一人暮らしなため、燐夜が一から十までやらなくてはならないのだ。だから、何をしようが燐夜の責任。
勿論そんなことはなのはにはまだ分からない。まだ小学3年生なのだ。責任とは何かと哲学みたいなことは分かる筈もない。
そうではない。
何故、燐夜はあのタイミングで出てこられたのか。
もしなのはが魔法少女になっているところを見られていたら……
思わず頭を振って恥ずかしい思いをかき消した。軽く頬が赤くなっているが、何とかして誤魔化す。
まだ顔が赤いが、もう大丈夫なはずだ。
魔法の力をどうするか。
このままただ、持っているだけでもいいのか。それとも強くなるためにあのフェレット、ユーノ・スクライアから指導を受けて、強くなってあの化け物たちを倒す力を手に入れるか。
「――――よしっ!!」
胸の前で両手を握って握り拳を作り、大きく意気込んだ。
なのはが選んだのは後者、即ちユーノに教えを乞い、強くなること。
ユーノのことを手伝いたい気持ちだってある。
でもそれ以上に燐夜に近づきたかった。
三桜燐夜は強い。
なのはの中で一番強いのは自分のお父さん。次に燐夜が来るのだ。
燐夜はあんな強い仕打ちを受けても、なのはが強く願ったため、あれから3年の時間が過ぎてから翠屋に顔を出したのだ。なのはと共に――――。
◯
「たっだいまー!」
「お帰り、なのは。――――? ねえ、君。」
「…………何でしょうか」
なのはと共に翠屋に入ると、なのはの母親である高町桃子がいた。
桃子は、有名なレストランでパティシエの修行をして、夫である士郎の助けもあり、お店と出すまでに至ったのだ。
最初、燐夜はなのはの陰に隠れるように翠屋に入ってきた。
だが、桃子は燐夜も見つけてなのはが入学してもう男友達を連れてきたと驚く。
それと同時に見覚えのある容姿をした少年だった事に疑問を抱いた。
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ