くっくく、アルフィミィちゃんに喧嘩を売った事を後悔するといいですの
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
操作されていますので、こちらでいうコーディネイターですが…………隊長は…………」
「聞いて驚け、見て笑え、アルフィミィちゃんの正体はなんと、遥か昔より生命を監視するために生み出された人造生命体ですの! といっても、監視対象を理解するために相手の情報をもとにコピーして作られたクローンですので、アルフィミィはジョージ・グレンがいったように調停者でもあるかも知れないですの。まあ、アルフィミィ自身は女王を殺してその地位と力を根こそぎ奪って差し上げたので、好き勝手に生きてますの」
「…………本当なのか?」
「疑うなら、この辺り一帯を支配してもよろしいですの」
背後の空間からレジセイアの顔だけを呼び出すと、皆さん恐怖してくれましたの。
「何が目的だ?」
「世界平和?」
「…………」
「その眼は信じていないですの。まあ、アルフィミィとしてはコーディネイターとナチュラルは仲良く平和に暮らして欲しいですの。あんまり戦争していると、監視者としてお仕事しなくてはいけないですの」
「仕事とは?」
「コーディネイターもナチュラルも関係なく綺麗さっぱり、殺して…………いえ、食べて上げますの」
「「「っ!?」」」
「だから、みんな平和に仲良く過ごすですの。あんまり他の生命体に迷惑をかけるのはメっって事なのです。ああ、もちろんアルフィミィは構いませんが」
「あっ、ああ…………それは我々も問題無い」
「そうだな。我々の主権をちゃんと地球連邦が認めて対等な条件でいられるなら我々が争う必要も無い」
ちっ、スルーされたですの。
「そうだ。だから、我々は独立を武力ではなく対話を選んだと言うのに…………地球連邦はそれを核などという物で返して来たのだ……」
「皆さんの意見は理解できているですの。なので、アルフィミィが手伝ってあげますの。もちろん、有る程度の技術提供も致しますの」
「代価は何だ?」
「コーディネイターとナチュラルの平和とプラント最高評議会の最高顧問辺りでいいですの。色々とお得ですの」
「提供される技術は?」
「生産能力向上とバリア展開装置ですの。これさえ有れば核兵器にも耐えられるようにできますの。それと、ニュートロンジャマーは有りますの?」
「それは開発している」
「では、それを使ってコロニーには核が使えないようにするですの。核エネルギーの代わりに別の物を用意してあげるので、そっちで手を打つですの」
「別の物?」
「ブラックホールエンジンですの。ルリ」
「はい」
ルリがブラックホールエンジンのデータを表示すると、皆さん驚いてくれたですの。
「さて、どうする? この子が言う事は色々とぶっ飛んでいるが、その技術と特異性は明らかだ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ