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ソードアート・オンライン 守り抜く双・大剣士
第70話 =貫きたい想い=
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うな武具を振りかぶり攻撃を繰り出そうとしてくる。だがそれも見たところ3〜4人いるのにもかかわらず涼しい顔をしたサウスは盾の能力でいとも簡単に受け止める。

「チィッ……おい、あのガキはどこいった!?」

「ここだよ…ぜぁッ!!」

大きく斬り上げし、さらにそれを2度3度と繰り返すソードスキル『スピッコード』を体の動きだけで出来るだけ再現する。

「くそガキがぁ!!」

「ガキで結構だよ!」

そう答えて相手が振ってきた両手斧に野太刀をぶつける。

「…っ!!…旋桜花!!!」

鍔迫り合いのように重なっていたが一度大きく踏み込んでそれを打ち上げ、回転斬りを何度も行う。技エフェクトも出ない今の状況では秘奥義もどきに頼る戦いでは普通に負ける。だから、ほとんどが特技になりそうだがそこから剣を振り上げ下ろす技『双牙斬』を繰り出す。

「ーーーッ!!……やっぱ硬いな…」

「貴様こそどれだけ馬鹿力なんだよ…だが、俺だけに集中してても良いのか?」

「……だな。なら、お望み通りすぐに終わらせてあげるよ…」

素早くウィンドウを走査し、数時間前に閉まってから一度も出さずにいた俺の伝説級武具をオブジェクト化させそれを何も持ってない右でその柄をしっかりと握る。ちなみにいまは野太刀は左で持っている。

「…伝説級……武具だと…!?」

「そうらしいね…でも、終わりだ!!」

両手斧をさらに上に弾き間髪いれずキャリバーンを突き刺し、それを引き抜いてから野太刀のほうで斬りおろした。

「舐めるなぁぁ!!」

「…っ!?…ぐぅっ……」

相手は攻撃を受けているさなかにも無理やり攻撃を仕掛けてきたせいで不自然な体勢で太刀を中心にその攻撃を受けるがNPCショップで売っているものが古代級のものと不自然な体勢というマイナスを持ったまま耐えれるわけもなく数秒後、パァァァンと高い音が鳴ると同時に真ん中から折れた。

「なっ……ッ!」

相手も驚いていただろう、なんせ自分の全体重を載せた攻撃の結果がこうなるとは想像すら出来ないと思う、というか俺自身出来なかった。すごい勢いで全体重を乗せた斧は地面へと突き刺さりその隙を見逃さずにキャリバーンで一撃を与え小さな炎へと姿を変えさせる。

「サウスっ!!」

「…2人同時はちょっときついかもー!!」

「わかった!……落ちろ、ライトニング!!」

小さな雷を落とすも中々こちらを見てくれない。だったら…思い切り殴って飛ばすまでだ!!

「うぉぉぉッ!!」

「うぐっ……邪魔すんなや、チビが!!!」

殴ってかなり飛んだ…わけないけど少しサウスとの距離は開いた。が、今聞き捨てならないようなそんな単語が聞こえた気がしたんだけど…。

「それ言っちゃ……あ
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