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ソードアート・オンライン 〜無刀の冒険者〜
SAO編
SAO、各エピソード裏話
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高く設定してみました。ちなみに一言に戦闘力といってもその内容は様々なのは言うまでもないですが、ソラの戦闘力の形は「万能のオールラウンダー」です。ここも性格面の対比と同じように、シドの「絶対の一極化された力」との対比になりますね。



 《エピソード3 白と黒と紅と紫》

 ボス戦。このエピソードは今後の展開的にも必要なものでしたが、そんなものよりもなによりも「ボス戦」を書いておきたいという作者の思いから生まれました。いかがだったでしょうか?

●原作キャラとの戦闘力の比較評価。
 この戦闘で描きたかったのは、「原作メンバーを超えない、しかし突出した強さの描写」でした。キリト達の強さは、ヒースクリフと並んでゲーム内一であってほしい、しかしだからといって主人公であるシドには他の攻略組の有象無象よりも活躍してほしい。そんな矛盾をなんとかしてどうにかできないかと。
 このボス戦闘では「シドが有利な状況を作る」ことで攻略組と比較すると突出した「ように見える」ようにしています。そしてそんなシドが圧倒的に有利な状況でなお喰らいついていくキリトさんまじパネェっす、という形式をとってみました。アスナに関しては「そもそも戦う(担当する)ステージが違う」という描写にして直接の比較を避けています。

 自分の完全な趣味ですが、この「SAO」という物語はやはりキリトとアスナが主人公の物語であり、この「無刀」はそんな輝かしい活躍をする彼らの陰で、苦しみながら、悩みながら、そして取り返しのつかない失敗を犯してしまったりもしながらもそれでも前へ進んでいく、そんなキャラの物語にしたかったのです。その物語が皆さんの心に何か響くものがあったならうれしいですね。

●原作との細かな絡み
 そしてこのエピソード3はかなり小ネタを詰め込んでいますね。アスナの料理ネタ。キリトの心の中に宿る陰の部分。ヒースクリフのゲームマスターとギルドリーダーの狭間での視点、そして楽しみ。最後の、アスナの「攻略の鬼」の側面と、徐々にキリトに惹かれていく描写。原作を読みこんだ人であれば、「なるほど、ここのこれか!」と思える…ようにかけたのかなあ? まあ、なるべく頑張って描いてみましたが。



 《エピソード4 走れ、風よりも速く》

 前回が戦闘を描きたくて書いたとすれば、今回は「日常的なギャグパート」を書きたくて書いた回でした。というか、キャラ達全員集合(リズ、シリカ無念…)を描きたかった。ちなみに「みんなであそびてー」って思った瞬間にだいたい大筋の流れがすぐに頭に浮かびました。特にアスナのラストシーンとヒースクリフの「!?」シーンは、もう一瞬でした。

●どのキャラをどこで使うか。
 今回のように登場キャラが多い場合は上手く使わないと「その他大勢」のような扱いになって
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