彼のギルド生活が始まりました
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
があるのなら、中層プレイヤーに手に入れたアイテムや情報を…………。
――――最大限提供すべきだ…………そう思い至った所で、今の月夜の黒猫団の現状に気付いた。
強化すればまだ最前線でも使えるレア装備に、シリカの狩場情報や戦術。
まだ全てが上手く回っているとは言えないが、これこそが中層プレイヤーを攻略組に加える最善の方法ではないのか?
シリカの年齢がもっと高かったら? 俺が本当のレベルを伝えていたら?
ケイタ達はもっと真剣に攻略と向き合ったのではないだろうか?
………………けど、俺が本当のレベルを伝えてビーターだとバレたら?
きっと彼らに非難され、俺は月夜の黒猫団から追放されるだろう。
それだけは駄目だ、今の状態で俺が抜けたらこのギルドはどうなる?
せめて、俺がビーターだとバレるまで――――彼らを攻略組に加えるには俺の力が必要なんだ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ