暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜ニ人目の双剣使い〜
狩りに行こうぜ!C
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嵐龍アマツガツチ。モンスターハンター3rdにおいて集会所クエスト最後の緊急クエストで戦うことになるモンスターであり、古より生息する古龍の一柱だ
その存在はまさしく自然災害そのモノであり、普通の人間が立ち向かえるモノではない
たとえ歴戦のハンターであっても油断はできない。どんなに防御を固めたとしても一撃で死に至らしめる巨大な竜巻。天から降る地を割るブレス
挑むなら覚悟せよ

「懐かしいわね……珠が出なくて何回狩ったことか……」

「俺は初めて狩った時に三つ出たぞ。むしろ角が出なくて……」

注:作者の実話です

「結局、最強の敵は物欲センサーってことだな」

「ユカは昔からモンハンに関連する運は滅茶苦茶悪かったもんな」

「あんたが良すぎなのよ……」

陸也と優香の二人は幼なじみでモンハンも一緒にやった経験があるらしい

「さてと、支給されたアイテムでも確認しますかね」

錬金釜、回復薬、回復薬G、携帯食料、砥石、打ち消しの実、蜂蜜、投げナイフ

「今回は少ないんだな……」

「まあ、少ないこと自体は問題はないが戻り玉がないのは痛いか……」

「天からのブレスは怖い……」

「それで今回の作戦はどうする?」

リョウコウは目を閉じて熟考していたリンに作戦を尋ねる
リョウコウに問われてリンは目を開くと言った

「今回は作戦なしでいいだろう」

「おいおい……」

「仕方がないだろ?全員モンハン経験者でアマツ狩りの経験はいやというほどあるんだ。臨機応変に各自で対処した方が指示をするよりも素早く対処できる」

敵が小さいのならローテーションを指示することもできるのだが、今回の相手は巨大な体躯を持つ古龍アマツガツチ。全員が囲んで殴ってもなお余りある大きさを持っている

「まあ、そうだな。強いて言うなら……全員、生き残れよ」

「はっ、分かりやすいじゃねぇか」

「いいね。なんだか最終決戦って感じがする」

「当たり前じゃない」

その簡潔にして至高の作戦。それを聞いた三人は身から沸き立つ闘争心を抑え切れずに嗤う

バトルジャンキー共め

さて武器の点検やアイテムの確認などを一通り終えた四人はアマツガツチの待つ戦場へと足を踏み入れた

「……実際に見るとここまで大きいものだとは思わなかった」

「怖気付いたのか?」

「まさか。逆に闘争心が湧いたよ」

リンの唇が緩いカーブを描いていることからもその言葉が真実であることがわかる

「よく我の前に来た。歴戦のハンター達よ!」

……空耳か

「閃空剣!」

リクヤが剣を振るとそこから真空波が発生し、アマツガツチを斬り裂こうとした
しかし、アマツガツチはほぼ常に風を纏っており今回も例に
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