狩りに行こうぜ!C
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により竜巻を支える上空と地上の気圧差のバランスが崩壊
土台が崩されたことにより竜巻は消えたというわけだ
ちなみに現実で良い子は真似しないでね
悪い子は最低でも刃渡り数キロの刃物を振って風斬り音が聞こえるなら挑戦してみてくれ
命の保証はしかねるが
「相変わらず無茶苦茶だな」
「そうか?」
「剣を振るタイミングが少しでもズレていたら宙を舞っていただろ」
「あの竜巻が自然の法則ではなく超常現実で作られていましたってのでもアウトだった」
リンが全ての竜巻を抑えられるわけではないが、アマツガツチのコンボをほぼ抑えた形となった
「さてと、そろそろトドメと行くか……」
「リン、リョウコウ、ユカ。最後は俺が!」
「ま、いいか」
「死亡フラグね」
「え、ちょ、ユカ?!」
「逝ってらっしゃい」
微笑みを浮かべてリクヤを見るユカ。文字にしなければわからない微妙なニュアンスは知らない方が幸せだろう
「とりあえず俺たちは道を作るかね」
「そういう役割になるか……」
剣を構えてアマツガツチに向かって走るリンとリョウコウ
対するアマツガツチは尻尾を大きく振り上げ、リンとリョウコウに向かって振り下ろした
「はっ、こんなの効くか……」
「右だ、リョウ!」
尻尾を冷裂で受け止め、弾き返そうと力を込める
しかし、リンの声を耳にしたリョウコウは咄嗟に尻尾を抑えることを放棄し、右の方向を冷裂の幅広い刃で固めた
そこにアマツガツチの手が直撃した
「ふっ、食らえ!」
「やらせん!」
弾き飛ばされ体勢を崩しているリョウコウに素早く口に水を溜めたアマツガツチが追撃の水球を撃った
しかし、リョウコウの前にリンが飛び出し剣を使って水球を受け流す
水球は軌道を逸らされフィールドの端にある岩を粉々に砕いた
「すまんな、リン」
「ああ。……なんかアマツガツチの動きが良くなってないか?」
「死にかけでの強化ってやつじゃないか?モンハンにはないシステムだが、もう一つの現実を謳うVRMMOならあり得なくもない」
アマツガツチの素早い攻撃をかわすリクヤを見ながらリンとリョウコウを話をしている
「逆にいえば強力なのを一撃、撃ち込めば終わりってことか」
「まあな。俺たちの中で最も一撃のダメージ量が多いのは残念ながらリクヤなんだよな……」
なぜか使えるテイルズの技。生憎と使い手は一人しかいない
「問題は使っている間、いかにしてアマツガツチの動きを止めるか……だな」
「それは俺たちがやるしかないだろ」
回復薬Gを嚥下し口を拭ったリンはアマツガツチを見据える
リクヤは回避に専念していてとても攻撃できる余地がないように
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