暁 〜小説投稿サイト〜
なりたくないけどチートな勇者
18*一難去って
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き言ってた君の奇策に問題があるの。』


とゆーと?

『あの君がアレンジしたカードはまだ未完成で、術を他人が発動するとかなりの負荷が術者にかかるしょ?その負担の10分の9が君にのしかかったのさ。』

……つまりあのテトラ君の状態ですらまだ10分の1しか負担かかってなかったって事?

『そ、まぁそれでも普通は倒れ無いけど、血を吸われて多少貧血なとこに慣れない負荷がかかったから気絶したんでないかな。』

ふーん。
なんか、血って大事だね。

『まぁね。てゆーかさ、いまさらだけどあの姫達バカ?フツー魔獣に自ら突っ込む?』

あー、あのヒューが暴走した時ね。
あれはマジビビった。

『その時は他の魔獣倒した事で調子にのってあいつ倒す気満々だったらしいけど、後で後悔したっぽいけどね。』

ん?

『冷静になって考えたら恐くなったって事。まぁそのお陰で即座に君は回収され、フカフカベッドで二日間可愛い吸血美少女に看護されてた訳なのだけど。』

まて、二日?
マジで?

『あれ?言ってなかったっけ?君は二日間このベッドを占領してたんだよ。まぁ原因は姫達が特訓と称して君が渡したカード使いまくってたからなんだけど。』

マジか……
早急に回収せねば……

それともう一つ。
あのロストとか言う物ってまだいっぱいあんの?

『あるっちゃあるけどあそこまで理不尽に気持ち悪いのはもう無い。少なくとも人形はあれで全部。』

そっか、なら安心。

『まぁ他のやつが出て来ても、君の能力でなんとかなるしょ。あとあの気違いが使ってた石と人形は全部壊れたから。ちなみに洗脳も石の力だからとっくに解かれてるよ。』

ほぅ、そうか。
ならもうあんなじり貧には追い込まれる心配は無いのだな。

『そうだね、今のところは。っと、とりあえずもう元気そうだから今日は私帰るよ。そろそろ彼女がくる頃だし。』

彼女?
あぁ、看病してくれてたシルバちゃんね。

ほんと、優しい娘だよ。
自分みたいなオタッキーな奴にまで。

『………君、気付いて無いの?』

ん?
何が?

『………どこのギャルゲー主人公だよ。』

だから何が?
てか神もギャルゲーやるのか。

『やらないよ。とりあえず彼女に立てたフラグはきっちり回収しなさい。じゃ、オーバー。』

なんだったんだ、いったい。



***********ー☆


ガチャ。

自分があのパツキン疫病神がいなくなってほっとして数十分、不意に扉が開いてそこにいたのは

「あ……せ、せんせー!!」

噂の吸血美少女が泣きながら飛び付いてきた。

「せ、せんせー!もう、だ、だめかと……うわーん!!」

うーん、なん
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