18*一難去って
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ー君の種族はかなりの魔力保有量を誇りって、この世界の歴史に残っている魔法使いの四割が彼と同じ種族だったりするらしい。
あくまで彼の言だから。
ホントにかはしらん。
「そっか……じゃあ練習も一回だけにして、あっち行っても使う回数に制限つけてやるか。」
とりあえず彼の言う事を信用しておこう。
ムー君は悪い奴ではなさ気だし。
と、ここまでは順調に決まった。
そう、ここまでは。
「……先生、私達はどうすれば…」
そう、残りの三人についてである。
なんでも他の三人は、ムー君みたいな馬鹿でかい魔力をもってる訳でも、エリザやシルバちゃんみたいに血を吸って回復できる訳でも無いらしい。
しかもこの世界に魔力を回復させるアイテムは無いときたもんだ。
つまり八方塞がり。
「………あー、どしよ。」
自然とこんな事を言ってしまった自分を誰が攻めれようか。
自分の発言に目に見えて落胆する三人。
罪悪感がバリバリ生えてきた。
「あー、あれだ、あの……今度他に教えてあげるから今回は我慢してくれ。」
つい自分が口走った言葉にすかさず三人は
「消える術が知りたいです!」
「破壊の光を教えて欲しいです!」
「カタナの使い方をぜひ!」
うん、ナイスコンビネーション。
ちなみに上からリム、ミミリィ、ムゥである。
思わず三人の気迫にたじろいでしまう。
「わ、わかった。出来る限り教えるから。」
「約束ですよ。」
そして、なんとかこの場はおさまった。
そして、自分がホッとしているところに、砦からエリザとシルバが帰ってきた。
手には大量の小瓶が。
全部で軽く四十はある。
「さあナルミ!これ全部に血を注ぐのだ!」
「いや死ぬから。戦争より先に貧血で死ぬから。」
なんとか一人五本に収めたけどそれでもつらい。
しかも血を入れてる途中にいきなり理性を失ったシルバちゃんが首筋に噛み付いてきたから焦るのなんのって。
多分、他の人達がいなけりゃ死んでたね、自分。
***********ジ☆
とまぁこんなやり取りがあった末に完成した技よ。
どうだ、すごいだろ。
『うん、ホントにね。やっぱり人間ってすごいわ、考えが違うもん。』
で、元栓開けた上にそれが原因で戦争おきた見返りが自転車なの?
『……まだいってんの?友達無くすよ。』
うるせ。
まぁ冗談はおいといて。
こっから質問なんだけど、なんで自分倒れたん?
いままでんなことなかったのに。
『あぁ、それね。能力の使いすぎ。』
んー?
そんな使った気はしてなかったんだがなぁ。
『いや、確かに人間の君は精神力ハンパ無いからフツー倒れないけど、さっ
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