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無限の赤龍帝
学校
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 俺は気持ち悪い男の部屋に召喚された。その相手は巨漢な男で、魔法少女の格好をしている。しかも、猫耳。

「ミルたんを魔法少女にして欲しいにょ!!」

そう、アレなのだ…………原作でも遭遇したクレイジー存在だ。原作のイッセーには方法がなくても、俺にはある。

「良いだろう。ただし、契約してもらうぞ」

「もちろんだみょ!」

悪魔の契約書を交わす。といっても、特に何もないんだが、全てを俺に任せて文句を言わないとの契約だ。姿はミルキー・スパイラルの主人公と同じにして、人形の身体に精神を移らせる。この人形の基礎は青い人形師の宝具を使って作ったのでかなり高価だろう。魔力もオーフィスとドライグに強力して与えておいた。

「よし、これでいいな?」

「ミルたん、魔法少女になったみょ!!」

「全て設定通りだ。では、契約の事を頼むぞ」

「任せるみょ!」

後は放置してさっさと帰った。



 そして、少ししたらその部屋に赤い光が展開された。

「ミルたんを悪魔にしてほしいみょ!」

慈善事業って素晴らしいな…………うん。これで多少はアーシアの代わりになるだろう。回復魔法と攻撃魔法を使える宝具…………もとい神器を入れておいたからな。


 さて、しばらくするとアーシアが入学した。それによって、周りが騒然とする。主にナギと士郎だろうが。

「おい、どういう事だ…………」

「あのイベントは無かったが…………まさか、教会が崩壊してい居たし、既にイッセーに?」

なにやらブツブツと言っているが、アーシアは俺の隣の席に座った。ただ、かなりおどおどとして怖がっている。女性は大丈夫だが、男性は俺以外アウトだ。だから、あの二人はアウトだ。

「なあ…………」

「いっ、いやっ、来ないでください!」

アーシアは慌てて俺の後ろに隠れる。そして、二人はキツイ目で女子に見られる。うん、面白い。

「いや、俺達は何も…………」

「ぐすっ」

「まあ、アーシアは男性恐怖症になってるから男は近づくな。もちろん、俺以外だが」

「くっ…………」

悔しそうに拳を握る二人。俺はアーシアの頭を撫でて落ち着けさせてやる。かなりの荒療治の御蔭で俺は安全になったし、後は治す必要も無い。そんなこんなが続いてしばらくは平和な学園生活だった。シトリーやグレモリーが使い魔を手に入れる為にバトルしていたりだ。だが、それは俺達も例外では無かった。

「…………使い魔、手に入れる」

「でも、一ヶ月に一回だろ」

「大丈夫ですよ。ケルベロスは使い魔みたいな物なので、その手の技術はナベリウスの得意分野でも有りますから」

どうやら、勝手に行って勝手に手に入れる気みたいだな。

「…………
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