暁 〜小説投稿サイト〜
転生者とマテ娘と日常?
犯罪と違法な魔導師
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ヴィが俺に携帯を渡す。俺は携帯を受け取るとチェックをする。




From フェイト・T・ハラオウン
Sub 日曜日、楽しみにしてるね?
Txt
今日はお疲れ様。本来なら私達局員が鎮圧しなきゃいけなかったのに…
でも!連絡の一つもしなかった暁が悪いんだからね?
約束、破っちゃヤだよ?




背中から滝のような汗が流れる。ま、マジだ!フェイトの奴マジだ!
俺の様子に気付いたのか、シュテルが俺の携帯を覗く。内容を見たシュテルの周囲にどす黒いオーラが見える…


「アキラ……これはどういうことですか?」
「い、いや…違法魔導師勝手にぶっ飛ばしたら何か約束させられ…」
「違法魔導師なんて聞いてません…これはどういうことですか?」


どうしろってんだよ!と心の中で突っ込みながら思考を巡らせると、ディアーチェが助け船を出してくれた。


「そのメールに書いてあるように、連絡をしなかったアキラが悪いのであろう。」
「そ、そうそう。俺が悪いわけであって他意は無い…って何で俺こんな言い訳してんの!?」
「んー…フェイトばっかズルい!僕も行きたい!」


…そういえば、ディアーチェ達と遊園地に行ったことなんてなかったな…。
よし、と頷くと全員を見て提案する。


「…よし、お前らも行くか?」
「良いの!?」
「ああ。普段から色々してもらってるご褒美だ。」
「アキラ…本当に良いのですか?」
「二人きりとは言われてねぇし、大丈夫だろ。」
「では…お言葉に甘えます。」
「アキラだーいすき!」
「うおっ!?」


後ろから抱き着いてくるレヴィの頭を撫でる。気付けばディアーチェとシュテルも俺の側に来ていた。


「全員まだまだ子供だな。」
「アキラが大人っぽいんですよ。」


先程の怒りは無くなったのか、シュテルが穏やかに微笑みながら言う。まあ、転生者だし大人っぽいのは当たり前だ。


「じゃあ、メール送っておくか。」


俺はフェイトにメールを入れると、抱き着くレヴィを離して風呂に入る。
戦闘で溜まった疲労を風呂で流すと直ぐ様部屋に行く。メールの返事を見ることなく、俺は夢の世界に旅立った。





おまけ


From 三崎暁
Sub 日曜日なんだが。
Txt
悪い、ディアーチェ達に見付かった。あいつらも連れていって良いか?




「っー…暁って鈍感なのかな…」
「あらフェイトさん、どうかしたの?」
「う、ううん。何でもないよ、母さん。」
「…どうして暁さんが気になるの?」
「へっ!?な、何でわかったの!」
「あら、ビンゴだったみたいね?」
「も…もー!」
「あらあら。で、どうして気になるの?お母さんに話しち
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