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終わらぬ悪夢
第1話:1周目
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これぐらいができないってのに寝ててどうする」

「はい.......すいません」
怒られてしまった

午後の授業を終え、掃除を適当に済まして放課後になった
玄関ではゆかが待っていてくれた

「翔く〜ん!!」
笑って僕の名を呼ぶゆか
いや〜癒されるな〜

「顔がにやけてるぞ。シャキッとしろ、シャキッと!」
そう言って凛太に頭を叩かれる

「いや〜.......だって........」

「デレデレすんな!気色悪い...........さっさと行ってやれよ」

「はいはい、じゃ〜ね〜。凛太」

「おう、じゃぁな」
凛太と別れてゆかの元へ行く

「池田くん放っておいていいの?」
ゆかが僕に聞く

「ん〜、大丈夫じゃない?凛太だし」

「そんな言い方したら池田くん可哀想だよ」
笑いながらゆかが言う

「あ、明日の時間とかどうする?」
こういう時に集合時間とか決めとかないとね

「そうね.......じゃぁ、明日 10:00に私の家に迎えに来てくれる?」

「了解です」
そんな感じに話しながら一日が終わる

ーー次の日ーー

..........目が覚めた、時計を見る

「うっわ、もう9:50じゃん!急がないと!!」
急いで支度して家を出る
ゆかの家まで猛ダッシュ

「なんとか間に合った...........早速疲れた.........」
息を整えて、チャイムを鳴らす
《ぴんぽーん》と言うチャイムの後に「ちょっと待って〜」と、ゆかの声

少ししたらゆかが家から出てきた
なんかフワフワしたワンピースだ

「お〜、今日もオシャレさんですね〜」

「に、似合ってるかな........?」
自分の格好を見ながらゆかが言う

「うん、似合ってる。すっごく可愛いよ」
僕が言うと少し顔を赤らめた後にゆかが言った

「あ、ありがと...........それじゃ、いこ?」

二人で街を歩く

「そこのお二人さん、ちょっと待ちなさいな」
街を歩いていたら、占い師の様な格好のお婆さんに声をかけられた
二人で足を止める

「そこの彼氏さん、あんた すごく悪いモノがついてるよ。これは相当厄介だね。私なら払えるけどどうする?」
急に話し始めたお婆さん
これは........危ない臭いがプンプンする
ゆかも不安そうな顔をしてる
ここは早めに移動しておこうかな

「大丈夫です、お気遣いどうも」
そう言い残し早歩きでその場を離れる

「あんた後悔するからね!!」
後ろであのお婆さんが何か言ってるが気にしない

「ねぇ翔くん.........大丈夫かな?」

「ゆかは心配性だな〜全く.......大丈夫だって」

「そう、かな...
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