無印編!
・・・置いてかれてた
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「さて、なのは?この近くにある公園に寄っていくよ」
パトカー出現から少しの間走り続けていた私たちは、近くにある公園に向かっていた。
「う、うん・・・!了解・・・なのっ!」
そして私たちは無事に公園にたどり着き、ブランコに座る。
「・・・あの、すみません・・・」
ブランコに座ってすぐ、今までだんまりだったフェレットが口を開いた。
ってか起きてたんだ。
「起こしちゃった?ごめんね、乱暴で・・・」
いやいや、なのはは悪くないでしょ。
「怪我、痛くない?」
「はい。怪我は平気です。もうほとんど治ってるから」
そう言ってフェレットは身体を振って、巻かれていた包帯を解く。
・・・どういう仕組みなんだろう?
ちょっと気になる。
「あ、本当だ。怪我の跡がほとんど消えてる」
「あなたが助けてくれたおかげで、残った魔力を回復に回せたので」
へーい、魔法関係者に決まりー。ってかこのフェレット、ちゃっかり私を忘れてないか?
「よくわかんないんだけど、そっか。ねえ、自己紹介していい?」
あ、そういえばフェレットの名前知らないじゃん。全然気づかなかった。
そしてなのはも私のこと忘れてるよね?
「私、高町なのは。小学三年生。家族とか仲良しの友達はなのは、って呼ぶよ?」
「助けたはずなのに忘れられてる気がする私の名前は浅賀美愛。なのはと同じ小学三年生。よろしくね」
私が自己紹介をすると、なのはは「忘れてなんか・・・ない・・・よ・・・?」と、自信がなさそうに言った。
・・・コイツ、マジで忘れてたね?
「あはは。次は僕だね?僕の名前はユーノ・スクライア。スクライアは部族名だから、ユーノが名前です」
ユーノ・・・優乃?
「そっか。可愛い名前だね?」
いや、ユーノをゆうの、って読んで漢字変換すると優乃になるけど、ユーノは男だから嬉しくないと思うな。
「・・・すみません、あなたを・・・」
「なのは、だよ?」
「・・・なのはさんを巻き込んでしまいました」
私は?
「あ、その・・・」
何げになのはも忘れてるし。
ドーセだからおにぃに念話してよっかなー。
『おにぃ、おにぃ』
『んー・・・なぁに、美愛ぁ・・・』
む、何やら寝ぼけている。
『今なのはといるんだけど』
『あー、合流ぅできたんだぁー。それでぇ・・・?ふぁ・・・』
『めっちゃねむそうだね?とりあえずなのははフェレットのユーノを魔法に関してなにか話してて、私は忘れ去られたからおにぃと念話中』
『・・・なんか眠気覚めたわ』
そりゃよかったね。
『あ、そうそう。なのはには俺が魔法に関係してることは言わないでくれ。そのほうが面白そうだし』
『あーい。さて、
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