無印編!
このポンコツが!
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たしまして♪」
なのは「とりあえずお家に帰ってみんなに相談してみる」
あれ、なのはの家ってお店だからアウトなんじゃ・・・?
でもまあ、士郎さんとかいるし、問題ないか。
ってかなのはたち、たまにルーズリーフに絵書くけどうまいね。
あの後、塾が終わって私も家に帰ろうと道を歩いていると、ヒカリが話しかけてきた。
<ねえねえ、ミアー?>
「どうかしたの、ヒカリ」
<あのフェレット、だいぶ少なかったけど魔力反応があったよー?>
やっぱり・・・あのフェレット、魔法について知っている可能性あり・・・だね。
それになのは。
フェレットからの念話は多分、なのはも聞いていた。
つまり、なのはにも魔力がある。
「はあ・・・おにぃに連絡しとこ」
『ってなわけでおにぃ?美愛だけど』
『ごふっ・・・けほっけほっ・・・み、美愛か?どうした』
おにぃ、めっちゃむせてるけど大丈夫?
『ちょうどランニングを終えて深呼吸始めたとこだったんだよ。驚いて喉が変な感じ・・・』
『あぅ・・・ごめん。でさ、おにぃ。今日の放課後の少し経った頃、念話がこなかった?』
『あれ、美愛にも聞こえてたのか?』
やっぱりおにぃにも聞こえてたんだ。
つまりは魔力がある人に無差別に届いた、緊急の念話の可能性がある。そこまで危なかったのかな・・・。
『あの念話、私だけじゃなくて、なのはにも聞こえてたみたいなんだ』
『なのはにも!?どうして・・・って、ああ、そういえばなのはにも魔力があったっけ』
『あれ、おにぃ気づいてたの?』
『つーか美愛は気づかなかったのか?二年前、ヤミをもって学校に行った日の放課後、ヤミが教えてくれたんだけど。それも、かなりも魔力だって。ま、俺にはかなわんだろうがな』
おにぃちょっと自慢げ。イラっとする。
ってかヒカリ・・・このポンコツが!
『まあいいや。ヒカリへのお仕置きはまた後。で、その念話をしてきた相手なんだけど、たぶん、塾の道の途中で倒れてたフェレットだと思う。デバイスっぽいの持ってたしね。衰弱して、怪我もあったから、この海鳴りで争いごとがあるのは確かだと思う』
『そっか・・・ん、了解。この話はここまでにして、早く帰りな。俺も少ししたら帰れるから』
『うん。あと信号を二つ通るだけだから』
『あーい』
そして私はおにぃとの念話を切り、首に吊るしていたヒカリを手に持つ。
「ヒーカーリー?」
<ど、どうしたのかな、ミア?何をそんなに怒ってるんでしょう?>
「ヒカリ、何でなのはに魔力反応があるって気づかなかったの?フェレットには気づいたのに・・・」
<げ、バレてる・・・もしかしなくてもおにーちゃんだな?>
「そんなのはどうでもいいの。さあ、オハナシタァーイム♪」
<い、い
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