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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic2君が差し出す手は私の心を惑わせる〜Reverse:The SuN〜
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、温かい笑顔やったルシリオン君。わたしは・・・「友達になりたいなぁ」ポツリと漏らす。どこに住んどるんやろ・・・? 海鳴市は結構外国の人とか居るし、またあのスーパーに行けば会えるやろか・・・。
とゆうわけで、それから4日。あのスーパーに足を運んでみたんやけど、ルシリオン君とは会えんかった。

(もしかして偶然この町に来てただけなんかな〜・・・)

そう思うと、ため息が出る。けど、もうちょっとだけ探してみよう。そう思うて外出。外国の人が行きそうなところを探してみることにした。でもやっぱり見つからへん。もうそろそろ諦めかけた時、

「あの銀髪の女の子、可愛かったね♪」

「だな。でもさ、臨海公園で釣りって・・・魚釣れんのかなぁ〜?」

道の向こうから歩いて来た男の人と女の人の話が、わたしの行き先を決めさせた。銀髪。女の子。ルシリオン君のことやとすぐに判った。やっぱり女の子に間違われてる。バスに揺られて数分。着いたんは海を一望できる、海鳴臨海公園。ここのどこかにルシリオン君が居るはず。釣りをしとるって話やったから、海沿いを進んでみる。そして「見つけた!」太陽の光で余計にキラキラ輝いてる銀色の髪が見えた。

「そんな髪型やと余計に女の子に見えるよ・・・」

長い銀髪をリボンでポニーテールにしてるから。風で髪が靡いてて、まるで尻尾みたいや。ルシリオン君は釣り竿をひゅんひゅん振るって、「よっと!」ものすごい勢いで釣り糸を海に向かって伸ばした。それから当たりが来るまでルシリオン君は待つみたい。声を掛けるなら今の内や。

「こんにちは、ルシリオン君」

「っ! あ、ああ・・・はやてか。こんにちは。少しぶりだな」

わたしに気付いてすごく驚いた顔をしたルシリオン君。

(えっと、何もそこまで驚かんでも・・・。なんや、ちょうショックかも・・・)

ルシリオン君が「はやては度々ここに訪れるのか?」って訊いて来たから、「あんましや」嘘ついて嫌われるようなことになっても嫌やから正直に答える。

「そうか」

「・・・もしかしてやけど・・・わたしと会いたくなかったか・・・?」

「そんなわけがあるか!」

「っ!?」

「あ、すまない。・・・とにかく私は、はやてと会いたくないなんて思って・・・いないから・・・」

ルシリオン君は怒鳴るように即答してくれた。ビックリしたけど「よかったわぁ」それが嬉しくて、安心できた。もっとルシリオン君の傍まで近寄る。上下黒色のジャージを着たルシリオン君の足元には、「大量やなぁ」魚が5匹も入った小さいクーラーボックスがあった。

「なあ、ルシリオン君。コレ、どないすんの?」

「もちろん食べる。昼ご飯のおかずだからな」

「お昼ご飯? ルシリオン君って・・・あ」

そこ
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