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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第17話 冥王教会の謎
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気が更に高くなったのである。
今やなのは、フェイト、そしてエース・オブ・エースの神崎大悟は管理局だけでなく、一般市民にも知名度が高くなっていた。
「くそっ、こんなに広いとは聞いてねえぞ………」
パンフレットを貰ったバルトはそう呻く。
なのはの代わり映えした姿を見ても、お隣さんとの事もあり、例え眼鏡をかけていようが、髪を下ろしていようが特に感想を抱かない。
「バルト!!先ずはここに行きたい!!」
そう言ってヴィヴィオが指差した場所は、巷で人気の少女向けアニメのブース。
今回のイベントは様々なアニメがブースを出して、色々とイベントを行なっている。
その中にヴィヴィオの大好きなアニメもあり、ヴィヴィオはそのブースに行くのをとても楽しみにしていた。
「待てヴィヴィオ、俺にも行きたい場所があるんだ。取り敢えずはだな………」
「行・く・の!!」
「お、おい!!」
そんなバルトの手を無理やり持って引っ張っていく。
「くすっ、待ってよヴィヴィオちゃん、バルトさん!!」
そんな2人を嬉しそうに見ながらなのはも付いていくのだった………
「あれ?何やこれ?」
「休暇届です!………あれ?なのはちゃんが『はやてちゃんには前もって言ってあるから渡しといて』って言われたんですけど………」
「リイン、私そんな話聞いとらんよ?それになのはちゃん、今日訓練学校から教導の助っ人頼まれていた筈やけど………」
「私は知りませんよ?」
そんなリインの言葉に首をかしげるはやて。
「いや、せやけど連絡が来てへんって事は既に断りの電話入れてんのかもしれへんなぁ………もしかしてなのはちゃん、バルトさん逹について行った………?」
「ありえそうですね………」
「はぁ………まあええか。たまには息抜きせえへんとな」
そう言ってはやてはなのはの休暇届に了承印を押すのだった………
「ふんふんふ〜ん」
なのはとバルトと手を繋ぎ、御機嫌な様子でイベント会場を歩く。
「ふふ、次はどこに行く?」
「あそこー!!」
なのはに問われ、ヴィヴィオは即答する。
そこは今ミッドで1、2を争う人気アニメのブースで、既にお客さんがたくさん集まっている。
「………」
「バルトさん、さっきから時計をよく見てますけど何かあるんですか?」
チラチラと自分の腕時計を見ていたバルトになのはが声を掛けた。
「ああ、いや何でもない」
「?」
今日のバルトは所々時間を確認することが多かった。
いつもとは違い、文句も言わずヴィヴィオの面倒を見ているバルトに問題は無く、特に気にしていなかったが、ここに来て何度も確認しているみたいだ。
そして………
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