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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第17話 冥王教会の謎
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るから止めてな〜あっ、それと3時までには帰るんよ〜』ってな感じで」
バルトの口真似はともかく、自分との対応の違いに落ち込むヴァイス。
「俺、この前出したら一喝されたんだけど………」
「はやての決定は気分で変わるからな………それが原因じゃないか?………まあ俺なら無理やり取るけど」
「それが出来るのはバルトさんだけっすから………」
そんなヴァイスの言葉にバルトは『当たり前だ』と言ってヴァイスの背中を思いっきり叩く。
その関係はまさに先輩後輩。実際2人でよくいることがかなり多い。
「バルト!!そんな事どうでもいいの!!連れてって連れてって!!」
そんなヴィヴィオの言葉に何故ここに来たのか思い出すライトニングの面々。
そしてそこに最後の1人も現れた。
「バルトさん………」
「エローシュか、お前も俺に言いに来たのか?」
「バルトさん、案外そのイベント良いかもしれないですよ………」
「何だと?」
そう言ってバルトは手招きするエローシュ。
「実はそのイベントで………」
「何だと!?こんな格好で………おおっ………」
「凄いっすよね………出来ればその時の際どい写真を………」
「ああ任せとけ。これはパチンコ所じゃねえな………」
そう言って互いにサムズアップする2人。
「ヴァイス、お前もどうだ?」
そう言ってヴァイスを手招きするバルト。
「おお………これは凄いっすね………」
「どうだヴァイス?」
「すいません、さっき俺、ラグナからお呼びの連絡があって………」
「「このシスコンが!!」」
「………何でエローシュまで言うんだよ!?」
そんなこんな男3人で話が進み………
「分かった、明日一緒に行ってやる」
ヴィヴィオのドーム会場行きが決まったのだった………
次の日………
「わぁ………」
「でけえな………」
ミッド中央区の南側にあるドーム会場。ここでは様々なイベントが行われている。
今回みたいなアニメのイベントを始め、ライブや管理局の演習など、使われ方は様々だ。
「私は一回教導官研修でこのドームを使いましたけど、地球のドーム3個分位広いですからね………」
そう答えるなのは。
いつもの制服姿では無く、白いワンピース姿で度数の入っていない眼鏡をかけサイドテールを真っ直ぐ下ろしているなのはは、いつもと雰囲気が違い落ち着いた大人の女性の雰囲気があり、近くの男達の視線を釘付けにするほど華がある。
何故こんな変装が必要かと言うと、管理局の広告塔となっている六課のメンバー、それもスターズ、ライトニングの両隊長はかなりの人気がある。
その人気はアイドルにも負けないほどで、元々管理局でも人気のあった2人の人
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