全力全壊手加減なし♪(Byナノハサン)
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Dクラス代表の平賀へと道を作る。そして、その道を姫路が通り平賀に勝負を仕掛ける。それで、勝負は決まる」
なるほど。こっちに瑞希ちゃんがいるなんて向こうは思ってないからこその作戦か。もしかしたら『Aクラスの瑞希ちゃんがこの場所を偶々通りかかっただけ』なんて思ってあっさり通れちゃうかも。……あれ?
「ねえ、そこは瑞希ちゃんじゃなくて私のほうがいいんじゃない?だって、瑞希ちゃんの方が成績はいいんだし普通は瑞希ちゃんを隠すのが得策じゃない?」
「普通ならってか、今やってるフィールドが数学で固定されて変化しないならそうするんだがな。……高町。お前数学を除いたら総合点数いくつだ?」
「え…………、あ、あと一点なの!」
そう、後一点で……!
「三桁になるの!」
「すっこんでろ、ザコ」
「あはは……」
あれ? なにかおかしかった?
「ま、とにかく。フィールドが数学で固定されない以上、この場は姫路が適任だ」
なんて話をしていたら……
『死になさい、吉井明久! 試獣召−−』
『誰か! 島田さんが錯乱した! 本陣に連行してくれ!』
『島田、落ち着け! 吉井隊長は味方だぞ!』
『違うわ! コイツは敵! ウチの最大の敵なの! こら、放しなさい須川! 吉井! 絶対に許さないからね!』
『は、早く連れてって! なんかその禍々しい視線だけで殺されそうだ!』
『ちょっと、放し−−−殺してやるんだからぁーーーーーっ!』
そんな会話が聞こえました。そっか、そうなんだね?
さーてと、準備しなきゃね? OHANASHIの。
「あー、高町?」
「なぁに、坂本君?」
「あー、その……ブラスター2までなら、その、許す」
「うん、分かった♪」
さてと、カートリッジは……あ、よかったまだ五本ある。
「さてと、しっっっかりOHANASHIしなきゃね、レイジングハート?」
<Y……Yes! my master!!>
さ〜て、OHANASHI、悪破無死♪
「いつだって〜どんな時だって〜なのはさ〜ん手加減な〜〜し〜〜〜♪」
そんな歌(曲名、『ナノハサンは手加減無し(はぁと)』(自作))を歌いながら私は教室を後にしたのでした。
☆
「さて、島田さん? しっかりとOHANASHIしよっか?」
そう言って私は島田さんに相棒をチャキリと向ける。
現在Dクラスとの試召戦争中。
そんな中、私は島田さんと空き教室に来ていた。
え、理由? そんなの決まってるじゃない?
「ちょ、ちょっと待ってよ!? ウチが何したって言
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