第2話「マスターの特質はサーヴァントに影響する」
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から……」
「あ……」
マスター : 吉井明久
筋力 : C
魔力 : B
耐久 : C
幸運 : E-
敏捷 : C
宝具(固有結界) : EX
あれま、幸運値が一段と下がってる。
不幸者に召喚された不幸サーヴァントはさらに不幸になるようだ。
それにしても抑止の守護者……ね。
こればかりはアルト達が驚くのも無理はないか。
プライミッツがガイアの怪物ならば、抑止の守護者はアラヤの怪物とも言える。
今は世界からの援護を受けてないとしても、もし受けていたらアーチャーはプライミッツにも引けを取らない存在だったのかもしれない。そして
魔術師が魔法の域へと到達しようとすると、世界が危険と見なし守護者を送り込む。
その度に殺された魔術師の噂は僕の耳にも届いている。
「もし僕が魔法に達しようとした時にも、アーチャーは阻かるのかな」
「マスターにそんな素質は万に一つも無いから安心したまえ」
……結構傷ついた。
「そもそも君は魔術師だが、別に魔術を主力としているわけではあるまい」
「ま、そうだけどね。僕のスタイルは武器と魔術の組み合わせ、そう言う意味ではアーチャーと似てるね」
「そうだな、それも私が召喚された理由の一つなのだろう」
アーチャーの宝具たりえるのは固有結界のみ。
ステータスに置いては、恐らく他のサーヴァントよりも遥かに低い。
けれど、僕には少しの不安も感じられなかった。
彼となら聖杯戦争を勝ち抜ける。
それはアーチャーも思っているようで、僕らは互いに笑いあっていた。
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