第二特務機関 グライナルリーゼズ
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ンが口元を押さえて笑った
「そりゃキョウさんの愛機はゲシュペンストがベースだもんな。前にガーリオンをベースにした試作機テストしたら全く反応速度について行けずに、クラッシュしたもんな機体の方が」
「そうそう、シミュレーターだから良かったけど本当の機体使ってたら大爆発してたよ。それでもキョウさんなら生きてそうだけどね」
『『『『『『絶対生きているな、ナンブ中将なら』』』』』
と口を揃えて同意する上層部メンバー、それにキラ、シン、シンキも同意する。そんな事をされたキョウスケは複雑な顔をした
「・・・。俺は化け物ではないぞ、唯悪運が強いだけだ」
「前にエレベストに登って雪崩に巻き込まれたのに(神力も使わず)普通に戻って来た人が言いますか」
「以前、ガーヴァルの実験の時にクラッシュした機体から無傷から出たキョウさんが言える台詞じゃない」
「崖崩れに巻き込まれて、無傷な上に何故かその中から松茸持って来た父さんは人の事言えないよね」
「・・・」
キョウスケは口を閉じた。これらの事は実際にキョウスケが体験して、しかも無傷で生還し、その後の検査でも問題無しと言われている、国連上層部メンバーは笑いを堪えながら通信を切って会議を切り上げて行った
「・・・」
キョウスケは複雑な顔をしながらコーヒーを飲んだ。いつもと同じ旨いコーヒーの筈なのに何故か味がしなかった、キョウスケは携帯を取り出して電話を掛けた
「・・・。エクナか、ああ俺だ・・・仕事は・・・?そうかなら・・・なら久しぶりに二人っきりで過ごすか・・・」
そう言いながらキョウスケは部屋から出て行った。それを見た3人は顔を見合わせて
「やりすぎた・・・?」
「そうだね・・・」
「父さん・・・」
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