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ハイスクールD×D 蒼き凶鳥
原作前
第一章 大戦期
第十三話
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大の防御をしたのですが……。あれだけの一撃、放てる者なんてこの世界でも数えるほどしかいませんよ」
ミカエルはボロボロになりながらも戦闘態勢を崩してはいない。
「ウリエル、ラファエル。悔しいですがここは引きましょう。彼の力は我々三人を凌駕しています。ガブリエルが加わったとしても勝てるかどうか……」
「このままやられるより、生き延びてヤツの対策を立てなければな」
「まさかたった一撃で我々がおいつめられるとは」
これ以上の戦闘は不可能と判断したのか、三人は撤退しようとしている。
こちらとしてもこれ以上の戦闘は厳しいのでおとなしく撤退させることにする。




撤退していくミカエルたちを眺めながら先ほどミカエルが去り際に言い残した言葉がやけに耳に残った。
「もしかしたらあなたは既に悪魔という定義から外れた何かなのかもしれませんね…」
……もしそうだったとしても、恐らく俺は変わらず生き続けるだろう。
俺は戦線に戻るためにZZガンダムをGフォートレスに変形させ、空を飛んだ。

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