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ハイスクールD×D 蒼き凶鳥
原作前
第一章 大戦期
第十三話
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戻ったミカエルはZZガンダムを目にし眉を細める。
「このタイミングで姿を変えるということは何か策があるということですかね?」
ウリエルとラファエルも警戒しながら様子を見ている。
俺はゆっくりとダブル・ビームライフルを構え引き金を引く。
先ほどのハイパー・メガ・ランチャーよりも高出力のビームが放たれ、ミカエルたちを驚愕させる。
「手持ち武装でありながら、先ほどのものより高出力ですって!!!?」
あまりの威力にミカエルたちが呆然としているがウリエルが一足早く我に返り、これまでよりも高密度な光の剣を作りだし向かってくる。


俺は左手でハイパービームサーベルを引き抜きそのまま無造作に振り下ろす。
これまでのビームサーベルだったら光の武器とぶつかった瞬間にスパークが発生し拮抗した。
しかし、このハイパービームサーベルはこれまでのビームサーベルとは格が違う。
Zガンダムのビームサーベルの二倍の出力を誇るハイパービームサーベルはウリエルの光の剣とぶつかった瞬間に、ウリエルの光の剣を粉砕しそのままウリエルを切り裂こうとする。
すんでのところで避けられてしまったが、その顔は動揺の色を隠しきれていなかった。
「ウリエル、一人では無理です。一旦戻りなさい!!」
ミカエルの声に諭されるようにウリエルは戻っていく。


「今の彼は非常に危険です。恐らく今の彼の攻撃の全てが我々にとって致命傷になりえるでしょう」
ミカエルが冷静に状況を分析する。
「先ほどのウリエルの攻撃でわかった通り、一人ひとりでは歯が立ちません。三人での一斉攻撃でなんとかしましょう」
ミカエルが作戦を立てているがこのままだと埒があかないので二十一連装ミサイルランチャーをばら撒く。
多数の爆発が起こる中、三人はそれぞれ別々にこちらに向かってくる。
モビルスーツの優れた集音能力のおかげで奴らの作戦はわかっているので俺は移動せずに待ち構える。
三人が接近してくるなか俺は攻撃に回す全エネルギーを額部にある砲口に集中させる。
そして三人が必殺の一撃を放とうとする瞬間、そのエネルギーを開放する。
「いっっけぇぇーーーっ!! ハイメガキャノンッッ!!!!!!!!」





コロニーレーザーの約二十パーセントに相当するとされる出力の超高密度・超高出力のビームはミカエルたち三人を巻き込み戦場を照らす。
他の高出力武装に比べれば射程は長くないが、不運にもミカエルたちを支援するために向かっていた天界竜十五匹はそのビームの奔流に飲み込まれ、欠片一つ残さず消滅した。
ハイメガキャノンを撃ち終えると少し離れたところでミカエルたちを発見した。
さすがは四大熾天使といったところだろうか、三人とも生きている。
しかし、その姿はボロボロだ。
「ギリギリのところで直撃は避け、最
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