第1話
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エネルギーバイパスと、衝撃を代替してくれる緩衝材のようなものが必要ですね。 ん? 操縦者の命に危険が迫た時にだけ発動? エネルギーそのものに代替させる? なかなか面白い考えですね。 しかし、宇宙空間での飛行も視野に入れられていますよね? この剛性フレームなら、宇宙空間でも丈夫でしょうし。 しかし、これでは、宇宙に出た瞬間、常時絶対防御システムが発動して、すぐにエネルギー切れになりそうですね」
なんで、宇宙空間に出ようとしていることがわかったのぉぉぉぉぉ!!? この子、勘が良すぎだよ〜!!!
「ふむふむ、ハイパーセンサーですか……、どうです? この機体を作ったら、私の作り上げたリオレットセンサーを取り付けてみませんか? どれぐらいの価格帯で売りに出すのかは知りませんが、かなり高価なものでしょう? 一般に売り出すどうでもいい機体にはハイパーセンサーを取り付けて、特別な機体にはこのリオレットセンサーを付けて売り出すなんていいと思いませんか?」
む! 心外だな。 束さんのハイパーセンサーは超スグレモノなのにそれを一般機に取り付けようだなんて。 リオレットセンサー? そんなもの……、
これ、すごいね。ガクブル
なにこれ、束さんのハイパーセンサーは360°全方位どこでも『見渡せる』優れものだけど、このリオレットセンサーは違う。
360°全方位どこでも『識れる』とは……。
ハイパーセンサーはどこまで行ってもあくまで見る行為である以上、死角が出来上がる。 しかし、このリオレットセンサーは、どの方位の情報でも直接脳に届くようにできてある。 しかも、大量の情報を急激に取り込むことによっておきる、脳の負荷崩壊も起こさないように設計されている。
こんなのISにつけたら超絶無敵の防御力を手にしちゃうよ!!(驚)
その後、彼女との話は、大盛りあがりを見せた。
コアネットワーク構築も完璧に近くなったよぉ。ニヤニヤ
「じゃあね、束さん、これ以上遅くなるとお母さんが心配しちゃうから帰るね」
「うん、またね〜ふーちゃん。 今度はもっといっぱいお話しようね」
「うん、土曜日はここに居ることが多いからいつでも来てね、バイバ〜イ」
ふっふっふ、今日はいい話が聞けちゃったよ。 ISも完成に近づいているよ。 ……とりあえず、このリオレットセンサーはちーちゃんの乗る機体だけの特別仕様ってことにしておこう。
うん、これはいいものだよ。
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