暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス 〜天才は天災を呼ぶ〜
第1話
[3/3]

[9] 最初 [1]後書き [2]次話
エネルギーバイパスと、衝撃を代替してくれる緩衝材のようなものが必要ですね。 ん? 操縦者の命に危険が迫た時にだけ発動? エネルギーそのものに代替させる? なかなか面白い考えですね。 しかし、宇宙空間での飛行も視野に入れられていますよね? この剛性フレームなら、宇宙空間でも丈夫でしょうし。 しかし、これでは、宇宙に出た瞬間、常時絶対防御システムが発動して、すぐにエネルギー切れになりそうですね」

 なんで、宇宙空間に出ようとしていることがわかったのぉぉぉぉぉ!!? この子、勘が良すぎだよ〜!!!

「ふむふむ、ハイパーセンサーですか……、どうです? この機体を作ったら、私の作り上げたリオレットセンサーを取り付けてみませんか? どれぐらいの価格帯で売りに出すのかは知りませんが、かなり高価なものでしょう? 一般に売り出すどうでもいい機体にはハイパーセンサーを取り付けて、特別な機体にはこのリオレットセンサーを付けて売り出すなんていいと思いませんか?」

 む! 心外だな。 束さんのハイパーセンサーは超スグレモノなのにそれを一般機に取り付けようだなんて。 リオレットセンサー? そんなもの……、



 これ、すごいね。ガクブル



 なにこれ、束さんのハイパーセンサーは360°全方位どこでも『見渡せる』優れものだけど、このリオレットセンサーは違う。


 360°全方位どこでも『識れる』とは……。


 ハイパーセンサーはどこまで行ってもあくまで見る行為である以上、死角が出来上がる。 しかし、このリオレットセンサーは、どの方位の情報でも直接脳に届くようにできてある。 しかも、大量の情報を急激に取り込むことによっておきる、脳の負荷崩壊も起こさないように設計されている。
 こんなのISにつけたら超絶無敵の防御力を手にしちゃうよ!!(驚)

 その後、彼女との話は、大盛りあがりを見せた。

 コアネットワーク構築も完璧に近くなったよぉ。ニヤニヤ





「じゃあね、束さん、これ以上遅くなるとお母さんが心配しちゃうから帰るね」

「うん、またね〜ふーちゃん。 今度はもっといっぱいお話しようね」

「うん、土曜日はここに居ることが多いからいつでも来てね、バイバ〜イ」

 ふっふっふ、今日はいい話が聞けちゃったよ。 ISも完成に近づいているよ。 ……とりあえず、このリオレットセンサーはちーちゃんの乗る機体だけの特別仕様ってことにしておこう。
 うん、これはいいものだよ。
[9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ