暁 〜小説投稿サイト〜
なりたくないけどチートな勇者
15*ホームシック
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あげてね。君との繋がりを強くするために。』

名前ねぇ……
よし、君の名前は一護に決定。

『理由は?』

黒○一護。

『……ふっ、所詮その程度、ね。』

うるせー、卍解すんぞ卍解。

『まぁ私はどーでもいいけど。じゃあ私もう帰るわ。』

おー、二度とくんな。

『あ、あと』

なによ、まだなんかあるんか?

『二人の乙女を傷付けた償いはきっちりしなさいね。じゃ、オーバー。』

……え?

ましゃか。

自分が恐る恐る後ろを振り向くと、そこには

「…あ、いや、な、ナルミが砦を出て行くのを着いていったら……いきなり…その…」

「……あの、そ、その、姫様に着いていって、その、先生が、あの、ハダカ…で……」

顔を真っ赤にして慌てる二人の少女の姿がそこに。

「……いつから?」

「………何か、変な声が、よくわからない言葉が出る物をナルミが取り出した時から…」

最初からでないか。

「…いや、ま、まさかハダカになるなんて…思わなくて……」

「そ、そうです!私達にも予想外でして……」

しばしの沈黙、そして

「「し、失礼しました!」」

脱兎の如く走り去った。
速い、あの二人いつもの自分よか速いぞ。

しかし……

せっかく得た理解者と接しずらくなってしまった…
そして、自分の色んな物が崩壊した。
主に心、特に自尊心。

どうしよう……





その日、彼女達は自分に目を合わせてくれなかった。
なんとか風呂の説明をして、いつもの通りにもどったが、自分は地味に傷ついた。


余談だが、後に彼女達も風呂の虜となるのに時間は掛からなかった。

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