暁 〜小説投稿サイト〜
なりたくないけどチートな勇者
15*ホームシック
[6/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
てベンゼンシリーズ!?
しかもこれは設定した覚えないよ!?

…ハァ、しかたない。

ピッ

『なんですぐに切るかな、携帯の使い方解ってる?』

「解ってるよ、現代の若者嘗めんな。で、何用か。」

『あ、そうそう。君にさぁ、鍵の説明忘れてたから、それをしに。』

鍵?
なんぞそれ。

「なにそれ。」

『この前言ってた封印に入るための道具。』

あぁ、そーいやあったねそんなもの。
でもね、

「なぜに携帯で?」

『う〜ん、驚きを求めて?』

おいっ!

『でもいちいち思念を電波に変えるのめんどくなってきた。だからやっぱり直接話すわ、じゃ。』

プツッ、ツーツー

…あいつ、いつか締める。

『できるもんならやってみなさいな。』

………出てこい、やったる。

『や。』

チッ!
で、説明っつーのをちゃっちゃとしちゃってくれ。
自分は風呂に入りたいのだ。

『兵士無視して外に出て、ちゃっかり準備完了してる奴の言うことじゃないよね。』

うるせー、いいから早く。

『はいはい、とりあえずポケットに手を突っ込んでみ。』

ん、こうか?
………あ、なんか棒状の物がある。

『それ、取り出す。』

はいはい、よっ
…………え?

『それが私から君に贈る鍵兼武器、名前は……勝手に付けて。』

いや、名前以前にこれ、ぼっこじゃん。
真っ黒な2メートルくらいの木の棒じゃん
端からみたらただの長い炭だよ?

『は?君の眼はピンポン球?よく見てみな。』

よくって……ん?

『ふふーん、これは私が草薙剣《くさなぎのつるぎ》を改良して、丹精込めて創った刀なのだ!』

おおっ!

……はい、驚き終わり。

『え?それだけ!?』

おうともよ、いまさらお前のやる事に驚いてられるか。
つか、こいつなんで刀身まで真っ黒さ。

『いや、なんか黒好きそうだから。』

あーはいはい、そうですね。
ありがとうございました、活用さして貰います。

………うん、いい湯加減だ。

『……むぅ、つまらん。』

詰まろうが詰まらなかろうが自分はしらん。
それよりずっと外にいると冷えるんだ、もう我慢できん、自分は風呂に入る。

ふぃ〜、これぞ至福の時。

『……おやじ。』

なんとでも言え、そして用件済んだら帰れ。

『……あ』

あ?

『いやなんでも無いよ、ちなみに言うと、その刀は君が望めばなんでも切るし、望まなければ何も切らない。外を切らないで中だけ切るって芸道も出来ちゃう凄い奴。呪いとかを退治するのにも一役買うよ。』

あーそう、斬○剣ね、よーするに。

『ちょっと違うけど、あと名前付けて
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ