暁 〜小説投稿サイト〜
ヘタリア大帝国
TURN62 太平洋経済圏その十一
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
の彼にハンナが言う。
「駄目よ。貴方は大統領だから」
「そうそう行くのは駄目か」
「戦場に行く時以外は基本的にワシントンにいてもらわないと」
「駄目か」
「ええ、出来るだけいてね」
「わかった、じゃあここはどうする」
「僕が行こう」 
 アメリカが名乗り出た。
「それでドロシーを見つけだして探すぞ」
「祖国さんが行ってくれるか」
「カナダもいるしすぐに見付かる筈だ」
 カナダにいるのなら彼なら何処でもすぐに見つけられるからだ。
「何人か連れて行って来る」
「わかった。じゃあ頼むな」
「吉報を待っていてくれ」
 アメリカは陽気に笑ってダグラスに応える。そうしてだった。
 彼は仲間達と共にドロシーを見つけに行くことになった。彼女の運命もまた再び動き出そうとしていたのである。


TURN62   完


                  2012・10・16
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ