暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第12話「クラス代表決定戦03」
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ら、遠慮はいりませんわね!!」

[バシュンッ!!]

再びレーザーライフルの引き金が引かれ、緑色の閃光が俺に目がけて迫ってくる。

一夏
「っ!!」

あっぶねぇええ!!
今の掠ったって!
レーザーってあんなにも速いのかよっ!?

のほほんさん曰く、大げさに逃げ回ると必要以上にS.E<Shield.Energy>を消費をするうえに逆に追い込まれるから、銃身ではなくオルコットさんの視線の先を読んで最低限の動きで避けろって……無茶だろっ!!

セシリア
「さぁ、踊りなさい。私セシリア・オルコットとブルー・ティアーズが奏でるワルツで!」

[バシュンッ!!]
[バシュンッ!!]
[バシュンッ!!]

くっ、最適化終了予定時間は……、あと25分!
それまで何としても逃げ回ってみせる!!





<アリーナ観客席>

一夏
『よっ、はっ! うぉっ!?』
セシリア
『あたりなさいっ!』
一夏
『へっ、嫌なこった!!』

試合開始から10分が経過。
現在、セシリアがレーザーライフルを放ち、一夏はそれをひたすら避け続けるといったことを繰り返している。
現在の二人のS.E消費率は800を上限とするのなら一夏は被弾と移動による消費で650〜700程で、セシリアはレーザーの照射による消費で750前後といったところだろう。

薫子
「それにしても、上手い具合に避け続けますね…」
鏡也
「いや、撃つ人間の眼や指の動きをよく観察すればできるでしょ」
薫子
「いやいや、そんなこと…」
鏡也
「えっ出来ないの!?」
薫子
「えぇぇぇええ!? なんでそこで私が驚かれるんですか!? 普通は銃弾を避けるなんて化物じみたことできませんよ!!」
鏡也
「更識会長と織斑先生ー!!! 黛さんが“化物”だそうでーす!」
薫子
「うえぇぇぇえええい!!?? なにを言ってくれやがるんですかこの先輩は!!?? 二人とも違いますから!! 二人とも美人で素敵なお姉さまですよー!!!」

鏡也が告げた瞬間、笑顔だが決して眼が笑っていない学園最強と世界最強の姿が脳裏を過り、とっさにそう叫んだ薫子は悪くないだろう…。


セシリア
『そこですわっ!』

[バシュンッ!]

一夏
『しまった!?』

鏡也達が漫才(?)を繰り広げている間もアリーナ内では状況は進んでおり、なんとかセシリアの狙撃を避けていた一夏だったが、それを許されるほど代表候補生の実力は甘くなく徐々に追いこまれてしまう。
そんな一夏は白式の右腕に一本の刀をコールし、レーザーを切裂くことでダメージの減少を試みたが、それがかえって隙を与えてしまい、機体に大ダメージを負ってしまったのだ。

一夏
『クッ…(まずった!今
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