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遊戯王〜アナザー・ストーリー〜
エピローグ・3年後
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ーを1体、自分フィールドに特殊召喚することが出来る。

「へぇー、最近出来たカードなんだ」
「これ、遊戯にあげるよ」
魔術師の剣を遊戯に渡した。
「えっ!?いいの?」
「うん、私のデッキにはブラック・マジシャンとブラック・マジシャン・ガールはないし、それにこのカードはブラック・マジシャン使いとして有名な遊戯にこそ相応しいカードだしこのまま寝かせておくのはこのカードに対して申し訳ないし」
ブラック・マジシャンと使いと言えば遊戯。
確かに遊戯のデッキにはマジシャン専用のカードがいくつもある。
遊戯は頷き、杏子に礼を言った。
「ありがとう、大切に使うね」
遊戯はカードを自分のデッキに入れた。

それからも色んな話を続けた。
御伽はダンジョンダイスモンスターズに続く新しいゲームを開発しており、試供品を遊戯達に見せた。
「正式に発売されるのは今年の秋からなんだ」
「秋が待ち遠しいよ」
20歳になってもゲーム好きの彼らは子供のように目を輝かせていた。

こうして彼らの成人の日は過ぎて行った。

続く
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