原作前に小学校に入ろう
新しい玩具(おもちゃ)を手に入れた子供のようだった。
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うとおもうな。今こうしてヤミは自分で僕の言葉を理解して、それに対する言葉をじぶんで選んで言ってるでしょ?それって、感情がないとできないとおもうんだ」
<でも、このからだに組み込まれている全てのものは、マスターのおかあさなとお父様が作られたものです>
「それでも、その全ては今、ヤミのものでしょ?」
<マスター・・・>
「うー・・・よしっ、とりあえず僕の呼び方を変えよう!少しずついろんなことを変えてって、それで感情を芽生えさせるんだよ!」
<話の内容がめちゃくちゃです、マスター>
「マスター禁止!」
<・・・それではヒリューと>
まったく、ここまで来るのにも一苦労なのだよ。
ま、これをきっかけに、いつか普通に会話ができるといいな。
<それではヒリュー、公平さを考えて、ヒリューは性別か一人称を変えてください>
性別はそうかんたんに変えられません。
「じゃあこれからは俺っていうか。これでいいよね、ヤミ」
<問題ありません、ヒリュー>
ヤミが今までと同じ無機質な声で語り抱える。
「それじゃあヤミ、もう寝ようか」
<はい。いい夢を、ヒリュー>
そして僕は目を閉じて少しすると、真っ黒な世界へと引きずり込まれるような感覚を覚えた。
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