13*なんたら無双
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た。
「お?あ、ああ。」
それの意味がわかったエリザは、しっかりと手を掴み、二人はきっちり握手を交わした。
「いゃー、仲直りして貰ってよかったですよ。」
「ほんとに、あれほど先生が怖いと思った事いままでなかったしね。」
それを見ながら話すリム副隊長とミミリィ隊長。
「まぁ雨降って地固まると言うし、これからは気をつけてくれるっぽいからもうあそこまでキレる事も無いべ。」
握手をとき、二人の会話に笑いながら答えるナルミ、しかしその横で
「??きれる?雨??りょーせい?ナルミ!」
「んぁ?」
「さっきから雨やら切るやら水やら、何を言っていたのだ?」
「あん?慣用句とかは通じないの!?あれ?でも今まで普通に通じる慣用句もあったし、あれ?れれ?」
「いいから、どうゆう意味だ?何が流れて何を切るのだ?」
「あ、あぁ、まず喧嘩両成敗って言うのは……」
その後、午前中がナルミ先生による日本の諺、慣用句講座が食堂で開かれた。
生徒は皆、興味津々で聴き入ったそうだ。
ちなみに、終わった直後にナルミが呟いた
「……通じる諺と通じない諺があるって………なんて半端な翻訳機能だ。」
という言葉は誰にも聞き取れなかったそうな。
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