原作前に小学校に入ろう
口に入れた瞬間にものすごい速さでどろどろにとけ、爆発するので捨てましょう。
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・・・はい?
「え、なにいってんの、美愛」
「ほんと、超似合ってる。おにぃの性別を疑う位似合ってる」
そこまでか・・・?
「ほんと、陽龍くんの黒い髪ち、同じ黒いリボンが合って、本当に似合ってるよ?」
それ、褒めてるんだろうけど、あまりうれしくないからな、すずか。
「あー、なんかこれもへんな感じするし、とっちゃお・・・」
『ダメ!外さないで!』
・・・ダメなのか・・・。
「じゃあおにぃ、今日からそれつけて過ごしてね♪」
「はあ・・・美愛、なのはにもらった白いリボン、つけたら?」
僕が言うと、あ、そうだった。と言ってゴムを外し、丁度二つリボンが入っていたので、それでいつものようにツインテールに結び直している。
「おい、慎吾」
「どうかしたか、陽龍?」
「しっかり感想言えよ?さもないと永遠にヘタレマダオキングだ」
「了解ッ!」
「ん・・・こんなかんじかな?」
そう言って美愛は手を下ろしてみんなに向き合う。
さあ、ゆくのだ、慎吾!
「み、美愛!」
「どうかしたの、慎吾?」
「え、っと・・・に、似合ってる・・・ぞ?」
「なぜ疑問系?・・・でも、ありがとね、慎吾」
「あーもう、どういたしましてだこんにゃろう!」
慎吾、マジウケ。
美愛戸惑い。
「ピュアやなー」
むねやけしそうだ。今なら口からタバスコ吐けるかな?
「むりじゃないかな」
知ってるよ。気にしんといて。
「さて、残ったのはすずかと慎吾ね。どっちにするの?」
「あー、俺が先でいいか?」
そんなわけで、次は慎吾がくれるらしい。なんだろ?
「俺からのプレゼントは・・・まず美愛からな」
そう言って取り出したのは、白色のハートのストラップで、中に写真が入れられるやつだった。
おお、まともだ・・・。
「慎吾、マジでこれ?」
「まーな。真剣に悩んだんだぞ・・・」
「ついでに僕のは?」
「お前にゃこれ」
そう言って渡されたのは・・・。
国語辞書だった。
なにゆえ?
「頭悪そうだし。
「悪いが僕の蔵脳波大学生レベルだ。これは美愛にたくそう」
「いらない」
「ま、冗談だ。美愛、それちょうだい。えっと、陽龍のは・・・これ」
次に取り出したのは・・・
赤ずきんちゃんの絵本。
「さらに知能レベルが下がった!?」
あと、カウンターにいる恭也さんと美由希さん、笑わないでください!なじでショックだから!
「あ、これ謙吾にあげるやつだ。えっと・・・あれ、どこだ?」
こいつ最悪だ・・・。
「ああ、これこれ」
「今度こそまともだよな・・・?」
「国語辞書」
『それが本命だったの!?』
振り出しだ!振り出しに戻しやが
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