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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 召喚士の軌跡
21話 予想外ですよ!
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それに…そこの人たちは……?」
「ん、紹介するわ。この緋色の髪をしとるのが…」
「はやとです」
「んで、こっちの子が「火舞だ!」で、この人が……」
そう言ってアカネは男性にくっつき
「わっちの旦那さん、飛天 功正貴時や」
「だ、旦那さん!? あの殺人料理人で怪力無双の姉さんに旦那さん!? どういうこった!?」
修也は頭を抱えて言う
それを見た功正は
「うむ、流石はアカネの弟殿だ、元気がいい。」
笑って言うのだった
「やろ? 自慢の弟や♪」
アカネは嬉しそうに言う
「それにアカネの事を良く見ている。神をも殺しかけた殺人料理人に一撃で山を砕く怪力無双。なかなかアカネを表すには十分でござるな」
「あの料理はもう2度と食べたくないです」
「アカネの料理のせいで何回三途の川を見たことか……」
はやとと火舞も頷いて言う
「流石に世界樹の実を食べて不老不死になった私でも死に掛けたな」
「ああ、あれには驚いた。不死を殺す方法があるのならそれはアカネの料理だな」
この場にいる全員が言う
「皆ヒドイ! そこまでわっちの料理はヒドクない!」
「いや、姉さんの料理はかなりヒドイから。分かってる? 姉さんがモテなかったのは料理のせいなんだよ? もらってくれた時点で奇跡に近いから」
修也に言われて落ち込むアカネ
「わあ、なんだか凄いことになってますね」
「確かに、これは確かカオスな状況というのでしょうか?」
新たに声が聞こえた
声の方を見るとそこには
オレンジ色の髪をした少女と
白銀に輝く髪をした美女がいた
「め、冥王陛下に王妃様!? どうなってんの!? ここ!」
イクスとシルフリードの登場に困惑する修也
それも仕方が無いことだ
何故なら修也のいた国のトップが揃い
さらに自分の姉にその夫、恐らくその子供であろう人間が2人
とどめに神と名乗る男性がいるのだ
困惑するなという方が難しい
中々カオスn「呼びました?」呼んでません
速やかにお帰りください
気を取り直してテイクツー
中々カオスな空間である
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「こほん、では、気を取り直して何故修也を此処に呼んだかを話そう」
一通り騒いだ後、リューヴェルトが切り出した
「そうだ、すっかり忘れてた」
「忘れちゃダメですよ。修也」
ハッと気づいた様に言う修也にイクスが言う
「修也殿、最近変な夢や覚えの無い記憶が蘇るようにして浮かぶことは無いでござるか?」
「あ、ああ。確かに左腕を失ってからはそんなことが「左腕!?」姉さん」
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